整体でアルツハイマーを予防する方法

皆様おはようございます!
整体院「感喜」の金子です!

今回は何故頭蓋でアルツハイマーに予防効果が期待できるのか?についてお話したいと思います。

アルツハイマーの原因としてアミロイドβというタンパク質が脳に蓄積してしまい脳細胞の機能が低下してアルツハイマーが起こると考えられており、現代医学でもアミロイドβの蓄積を抑えるような治療がされています。

しかし、デールブレデセンという方がアミロイドβはむしろ脳を守るために作られた物質で、原因ではないことを発見しました。

では、アミロイドβは脳を何から守っているのか?

それは炎症です。

アミロイドβは炎症物質から脳を守るために作られていたのです。

だから、アミロイドβを抑制しようとすると逆に炎症が広がりアルツハイマーへの根本的な改善には繋がらないのです。

著書では、主な炎症の原因をリーキーガットを述べています。だから、腸へのアプローチをすることが述べられています。

と、ここまででは徒手療法の出番がないと思われますが、ここから頭蓋とアルツハイマーについてお伝えします。

まず、すべての慢性疾患は交感神経が優位な状態が長期間続いているために起こると徒手療法ではな考えられています。
(もちろんそれではないですが)

では、交感神経が優位状態とアルツハイマーがどういう関係にあるのか?

交感神経が優位になるとアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。

そして、ノルアドレナリンは脳細胞の間隙、つまり、細胞と細胞のスペースを狭くさせてしまいます。

脳は神経伝達物質や栄養は血管で運ばれるのではなく、脳細胞の間隙を拡散していきます。

なので、交感神経が優位になりノルアドレナリンが長期間に分泌されてしまうと脳細胞の間隙も狭いままになってしまいます。

そうなると、神経伝達物質や栄養が脳細胞に届かず、老廃物が溜まるので炎症が起こり、脳機能が低下してしまいます。

しかし、頭蓋へのアプローチをすると副交感神経が優位になりノルアドレナリンの分泌が低下して上記のようなメカニズムが治まるので、脳細胞の代謝がよくなり、炎症が改善していきます。

また頭蓋へのアプローチにより脳細胞の間隙も広がり、脳脊髄液の循環も改善することから、脳細胞に酸素や栄養が届くようになり、脳機能も改善していくでしょう。

もちろん、どれくらい経過なのか?栄養状態なのか?エネルギー的な乱れは?潜在意識からの影響は?などなど考えなくてはいけない所はたくさんあると思いますが、徒手療法家としてできるところはこんなところかなと感じます。

本日はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました!

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