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Lanky Porterが働いているお店にこっそり潜入してみた

こんにちは、那須です。
ゴールデンウイークが終わり、これから暑くなっていくのかと思いきや、なんだか天気の悪い日が続いていますね。あと一月もすれば梅雨になり、過ごしづらい季節がやってきますが、そんな日でもLanky Porterは元気に働いています。

さて今回は、先日、Lanky Porterが働いているお店にこっそり潜入してきたお話をしたいと思います。私自身、このお店に行ったことが無かったので、今がチャンスと思い、ゴールデンウイークに家族を連れて行ってきました。
新型コロナウイルスの影響もあり、まだ客足は完全には戻っていないようでしたが、Lanky Porterはしっかりと働いていました。

Lanky Porterが料理を運んできた

Lanky Porterが働くこのお店では、オーダーシステムが導入されており、店員さんが居なくてもオーダーができてとても便利。私はそれをいい事に色々と食べたいものをポチポチと注文してみました。

暫くすると、軽快な音楽と共にLanky Porterの姿が見えてきました。家族と一緒だった影響なのか、それとも初めて訪れるお店だからなのか、いつも見ているはずのLanky Porterを一般のお客様と同じように新鮮でフラットな気持ちで見る事ができました。お料理を運ぶ動作もとても自然で、何不自由なく受け取る事ができ、設置担当に感謝の一言です。

もちろん、私自身はLanky Porterの扱いについてよく知っているので違和感なくお料理を受け取れるのは当然なのですが、Lanky Porterを初めて見る家族も同様にスムーズな受け取りができており、自分たちの製品ながらユーザビリティの高さには関心しました。

子供だけでなく大人も釘付け

気になるメニューが多く、様々なメニューを注文したため、私たちのテーブルには、Lanky Porterが頻繁にお料理を配送しにきてくれました。その度に私の家族だけでなく、周囲の子供たちもLanky Porterに釘付けで、とても楽しんでいる様子を見て取ることができました。また、その間、Lanky Porterを独占しているようで、若干の優越感を感じることもあったり、なかったり……。

ロボットがお料理を配送する様子は、子供たちだけでなく、大人のお客さんたちも興味津々に見ており、Lanky Porterが配膳をしてくれるだけで、注文回数が少し増えているようでした。

少しずつ配膳ロボットを導入する飲食店も増えてきましたが、それでもまだまだ配膳ロボットの認知度は高くなく、「ロボットの配膳」による注文数の増加という現象は、まだ暫く続きそうな予感がしました。

初めて訪れるお店でLanky Porterを体感

前述した通り、初めてのお店でLanky Porterを体感するのはとても新鮮で、いちお客さんとして、フラットな状態でLanky Porterと接してみると、ロボットに触れる楽しさはありつつも、凄さを感じることはありませんでした。

「ロボットは凄いな」という感覚でなく、店舗オペレーションにしっかりと馴染んでいるという感覚が近かったように感じます。配膳が人からロボットに変わったことで何か不自由が生じることもなく、スムーズにお料理を受け取る事ができ、一切のストレス無く過ごすことができたというのが正直な感想でした。

細部に宿る設定の拘り

ここで少々Lanky Porterの保護者視点でのお話をしてみたいと思います。この違和感のないスムーズな配膳は、お店のホスピタリティに対する考えや想いと、店舗に設置した担当者の細かい調整の賜物なのです。
 
お客さんの視点で考えてみると、動いているロボットそのものに興味はあったとしても、ロボットの設定に興味があるという方は殆どいらっしゃらないでしょう。ですが、実はロボットにはかなり細かい設定がされており、お店にとってベストな接客ができるように調整がされているのです。

一例をあげると、「止まる場所」、「止まる向き」、「Lanky Porterの棚とテーブルの位置関係」など数センチ単位での調整が行われています。
配膳ロボットが料理を運んでくると、どうしても席によってはお客さんが立って受け取らなければならないケースは存在しますが、極力、お客さんの負担にならないようにロボットに細かな設定をしているのです。

これは、数年AIロボットと付き合ってきた我々だから設定できるという事でもありますが、お店のお客さんに対するホスピタリティの考え方と、Lanky Porterが持つ汎用性の高さがあってこそです。

設定した場所に確実に止まる精度の高さ、棚の高さや前後の位置を調整できるカスタム性など、どの様な店舗、レイアウトでも対応できるようLanky Porterは機体設計されています。


興味のある方はぜひロボット巡りを

ロボットとの共生社会を創造するために我々もLanky Porterの普及に尽力していますが、ガストをはじめとした有名チェーン店でも様々な種類の配膳ロボットが導入が始まっています。そしてそれぞれの配膳ロボットに独自の特徴や強みがあり、得意なことや苦手なことがあります。

ロボットの種類によって使用感や雰囲気がまるで違っていたり、同じロボットでもお見せによって活用方法が異なったりするので、この記事を読んで少しでもロボットにご興味を持たれた方は、ぜひ色々な場所で活躍するロボット巡りをしてみてはいかがでしょうか。

この配膳ロボットはどのように設定されているんだろう?という観点で見てみると、また違った楽しさがあるかもしれませんね。

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