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展示会への出展を通して感じたサービスロボットの現在地

こんにちは。編集担当の佐藤です。

1/19(水)~1/21(金)までの3日間、東京ビックサイトで開催された展示会にご協業先の企業様とのコラボレーションという形でキングソフトが取り扱う案内型ロボットの『Lanky』と配膳型ロボットの『Lanky Porter』という、2つのロボットが参加させて頂いておりました。

そんな展示会の内容を振り返るとともに、来場者様との会話の中で感じたサービスロボットの現在地について考えてみたいと思います。

ロボデックス併催のスマート工場EXPOに参加

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今回、私たちが参加させて頂いた展示会は、スマート工場・スマート物流を実現するためのIoTソリューションが一堂に出展する『スマート工場EXPO』という展示会。

一見すると、私たちが取り扱っているロボットとの親和性はそれほど高くはなさそうですが、実は併催展に最新ロボットから周辺機器、ロボット開発技術まで一堂に出展する『ロボデックス』が開催されるという背景があり、しかも出展するブースの位置がスマート工場EXPOとロボデックスのちょうど境目あたりということもあって、ありがたいことにご協業先の企業様よりお誘い頂き、参加させて頂いたというわけなのです。

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展示会では、LankyとLanky Porterがブースの前を自律走行で動き回ったり、事前に設定したテキストを読み上げて来場者様の注目を集めたりと、集客という観点でブースの活性化に貢献しつつ、ロボットそのものにご興味を持たれた方に対しては、キングソフト側が個別でお話をさせて頂くといったアプローチを実施しました。

リード獲得数はこれまでで最大の成果

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展示会の成果としては、同様にこれまでコラボで参加させて頂いたことのある、公共の展示会、通信の展示会、そして医療の展示会などと比べてみても、倍以上のリード獲得に成功し、これまで参加した展示会の中で最大の成果を得ることができました。

その最大の要因としては、やはり併催のロボデックスとの親和性の高さが考えられます。これまでの展示会と比べて、『ロボット』に興味のある属性の来場者様が多く、ロボットの利活用を検討しているクライアント様や、取り扱いを検討している代理店様、その他、今後様々な形で連携の可能性のあるパートナー様など、ロボットに対する反応が良かったのが印象的でした。

また、ご協業先の企業様も本展示会でKPIに敷いていたリード獲得数を達成できたという話を聞いており、両者にとって良い形でのコラボレーションとなりました。

工場での利活用という新たな可能性

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また、本展示会ではいわゆる工場でのソリューションを探しに来場している方とも多くお話をする機会を頂くことができました。

私たちは、飲食業界や小売業界にフォーカスして運搬・配膳ロボットの営業活動を行っていることもあり、工場という分野はいわば知見の少ない領域。そんな中でお話を伺ってみると、製造業においてもやはり人手不足は深刻な問題なのだそうで、工場内の物流の自動化を目的に配膳ロボットの活用を検討する事業者様が今、急激に増えているとのことでした。また、技術革新によって、以前と比べるとロボットが安価で購入できる価格帯になったことも導入の動きを加速させる要因になっています。

工場でのロボット活用という点については、ニーズが不明確であることや、当社内のリソースに限りがあることなどから、これまで深く考察をしたことはありませんでしたが、今回の展示会でのお話は工場における配膳ロボット活用の可能性を考えるきっかけになる出来事でした。

サービスロボットを目的に来場する人も多く見かけた

工場で活躍するアーム型ロボットや物を運搬するAGVのようなものから、お客様にサービス提供を行うサービスロボットまで、一口に『ロボット』と言っても、その種類は多数あります。

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そんな数あるロボットの中でも、私たちが取り扱う案内型ロボットのLankyや配膳型ロボットのLanky Porterのような、いわゆるサービスロボットを目的に来場される方が非常に多くいらっしゃいました。

これはある程度、『ロボット』というものが世間一般に認められ、徐々に浸透してきた証しなのではないかと考えています。数年前までの日本では、特にお客様と接するサービス業界において『おもてなし』は、非常に重要なものだと考えられ、お客様対応をロボットに任せることに抵抗感のある方も多数いらっしゃいました。しかし、人手不足などの業界全体の課題感に加え、昨今のコロナ渦の影響で『おもてなし』の考え方が少しずつ変化したこともあり、昨年1年間で大手デベロッパーや飲食チェーン店でのロボット導入が徐々に始まりました。

こうした大手企業の流れもあり、サービス業界におけるロボット活用へのハードルはますます低くなりつつあります。今回の展示会では、サービス業に従事する方ともお話をさせて頂く機会もあり、実際にそんな業界の様子を肌で感じることができました。

サービスロボットは業界内では浸透しつつあるフェーズにある

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今回の展示会出展を通して、いわゆるサービスロボットと呼ばれるジャンルの製品は、活躍が期待される業界内では浸透しつつあるフェーズにあると感じることができました。数年前までのように色眼鏡で見られることは殆どなくなり、各事業者様がそれぞれ抱える課題解決のための手段の1つとしてロボットの利活用を前向きに検討するケースが多くなったのです。また、当初私たちでさえ想定していなかった工場において、配膳ロボットの導入が検討されていることも、ある程度サービスロボットが業界内に浸透しつつあることの裏付けと言えるでしょう。

これは私たちロボット事業者にとって大変ありがたいお話であり、今後は業界内でサービスロボットを完全に定着させることを目標に、さらにその認知を一般の方々まで広められるよう事業を推進していきたいと考えています。

そしてそのためには、ロボットを導入する事業者様はもちろんのこと、ロボットによるサービスを受ける一般消費者の方々にとっても良いと感じてもらえるようなサービス提供が重要であり、今後もより良いサービス提供ができるよう誠心誠意取り組んでまいります。

期間限定で配膳ロボットの無料トライアル募集中!

現在、キングソフト株式会社では、より多くの方に配膳ロボットの利活用を体感して頂くべく無料でお試しいただけるトライアルを実施しております。もちろん飲食業界だけでなく、多種多様な業界からのご応募をお待ちしております。実際にどの程度効果があるのだろうか、どのような運用ができるのだろうかなどといった、ご興味の段階で構いませんので、ぜひこの機会にお問い合わせください。ご連絡、お待ちいたしております!ぜひ下記のURLよりお問い合わせいただけましたら幸いです。

https://biz.kingsoft.jp/ai/campaign/

※エリアによっては運送費等の実費のみ頂戴する場合がございます。


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