マインドフルネスがもたらす様々なメリット その2

マインドフルネスのメリット マインドフルネスの心理学VOL.4

今回も前回同様に、マインドフルネスがもたらす多くのメリットについて解説してきます。

マインドフルネスのメリットその8

感情的な反応が少なくなる

マインドフルネス瞑想で感情的な反応が少なくなることがわかっています。

感情的な反応が少なくなるというのは、何も機械のように心を失うという意味ではなく、強い感情に心が乱されることがなくなるという意味です。

実際に感情がうまく調節できないとメンタルヘルスが悪化することが分かっています。

マインドフルネス瞑想は、この感情的な反応のレベルを減少させて、ストレスを過度に感じたり機嫌が悪くなってしまうことを防いでくれるのに役立つのです。

トロント大学のキャサリン・オルトナー博士の研究では、7週間のあいだマインドフルネス瞑想のトレーニングをした人たちは、感情的に動揺する画像から思考を切り離せるようになり、瞑想しなかった人々と比較して、幸福感が増えたうえに認知的なタスクへの集中力も上がりました。

感情のコントロールがうまくなったことで、集中すべきことに意識を集中することができるようになったのです。

幸福感が増えたのも良いポイントですね。

・マインドフルネス徹底解説シリーズ

マインドフルネスのメリットその9