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組織を動かすということ

仕事で大会の運営に携わっています。
そこで感じたことは、人を動かすのは難しいということ。
では、なぜ人が思うように動かないのかを考えてみた。

まずは「情報が正確に伝わない」が原因だろう。
あちらは情報を伝えたつもりだけど、こちらは情報を受け取っていない。
これだけで、現場で作業を始めた時に「あれはどこだ」のオンパレード。
そして、物をとりにいくことで、大幅な時間のロス。そして、やる気の低下。
情報が正確に伝わないと現場の雰囲気が悪くなり、「もうやらない」と人は動かなくなっています。

次は「リーダーの不在」
みんなで協力してやろうとか仲良く働こうと言われるが、それは「リーダー」がいて、「ルール」があってのことだと思う。
何より仕事は目的があるので、ある程度の仕切る人は必要である。
今回は誰にその仕切る権限が誰にあるのかがわからず、「次は何するの?」と指示待ちの状態が続く。やがて、思いつきで「これをやろう」「あれをやろう」が始まり、バラバラな作業で無駄な時間が過ぎていく。
こうなるともう手がつけられない。

最後に「ゴールがわからない」
仕事は最初にやることリストが必要だと思う。
0から10の完成に向かうためにはできていないことを埋めていかないといけない。
1はA、2はBというように明確なものが必要だろう。
しかし、今回はそれがない。
その場で次はあれと決まる。ゴールがわからないからそもそも何をやればいいのかがわからない。
そして、やることに気がついた人が勝手に作業をするだけなのだ。

というように組織には情報、リーダー、ゴールが必要だと思う。
どれかが欠けると組織が全く機能しない。
ということを今日の仕事で学びました。

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