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六道慧の花暦

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#花

六道慧の花暦  3月(2)

六道慧の花暦です。
まずはスキをつけてくださった方々に御礼を。
ありがとうございました!
楽しみながら更新していきたいと思っています。応援お願いします。
だんだん読んでくださる方が増えてきたようで、嬉しい限りです。今月の大イベントは、ホワイトデーでしょうか。最近は自分への贈り物として、チョコレートを買う女性がこれまた、増えてきているとか。私も甘いものが大好きで、特にチョコレートはいつも常備してあり

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六道慧の花暦 - 3月(1)桜



六道慧の花暦です。

早くも三月になりました。今年はいつにも増して異様な暖かさとなり、2月時点ですでに桜の便りが聞かれました。梅と桜の花が一緒に咲くというのは、やはり、異常事態でしょう。夏の東京オリンピックは大丈夫だろうかと心配になります。

さて、今月の花はもちろん桜でしょうね。

遙か昔、平安時代ぐらいでしょうか。物合(ものあわせ)なる風雅な遊びがあった由(よし)。歌合や貝合をはじめとして

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六道慧の花暦 - 2月(1)梅



2月になりました。早いですねえ。

東風凍を解く(とうふうこおりをとく)。

今月の花として、私は梅を選びました。なんと言いましても薫りが素晴らしい!

絹製品の代表格である着物は、ご存じのように簡単に洗濯などできませんから、香を上手に使ってしのいだわけですね。令和元年。天皇陛下がご即位なされた式典のとき、美しく雅びな十二単をテレビではあるものの、拝見できました。遡って平安時代、女性たちはあの

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六道慧の花暦 - 1月(3)唐辛子



六道慧の花暦です。

唐辛子の話である。

言うまでもなく唐辛子は、辛い。しかし、近年、唐辛子は大人気で、新しい品種を見つければ、億万長者も夢ではないとか。

どこの国だったのかは忘れたが、ハバネロの何十倍もの辛さという唐辛子が発見された。元々あったのかもしれないが、あまりにも辛すぎるため、食べ物としては価値がなく、商品化できないかなにかで、置き去りにされていたのかもしれない。

唐辛子は商品

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六道慧の花暦 - 1月(1)椿



さて、なんとか2回目のブログとなりました。

 今回は一月の花として、椿を選びました。椿は古事記や日本書紀の頃から身近にあった植物のようです。神聖で繁栄を表微するものであり、一方では呪術的な魔力のある植物として取り扱われていたとか。

 江戸時代、享保年間のとき、染井の種樹家伊兵衛さんが著述したとされる『地錦抄』には、その数、じつに224種と記されていたそうです。

 たまたま朝日新聞(201

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