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読書月報

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親の仇のように本を読む。その記録、報告書。実際敵討ちなのである。高校時代鬱で読めやんかった分を取り返すように。一冊の本は自殺の遅延である。
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2021年8月の記事一覧

2021年7月に読んだ本

2021年7月に読んだ本

2021年7月に読んだ本
ちょっと今月は冊数多い。

1 パウリーナ・フローレス『恥さらし』
チリ人女性のデビュー短編集。新宿の紀伊國屋でタイトル買い。
チリの小説ははじめて読んだけど面白かった。どの話でも大体父親が失業している。それか離婚していないか、刑務所で服役中である。え、これどういうことなの?という終わり方をする話も結構あるのだが、それもまたよい。ほとんどの話がチリの首都サンティアゴを舞台

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