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昼例会1000回記念でおもうこと

昼例会が1000回を迎えたという事で 記念大会を行ったらしい


じぶんは不参加でしたが 感慨深いものがあります

といっても昼例会1000回記念大会が感慨深いんではなく 昼例会が今後必要だということで 設置開催に尽力した断酒兄貴のことを想って感慨深いのでした

断酒兄貴というのは じぶんが断酒する決心をした当初 とても世話になった恩のある人です

板前をやってて 新宿に店を構え 途中からアルコールで問題を抱えるようになり 何もかもおじゃんになったそうな

苦しんだ末 板前の先輩に包丁を渡し 新幹線か何かで 横浜家系ラーメンの家とかではない 特別な「一家」に入門(?)するため駅に向かった

その一家に尊敬する人物がいたからという話でした

しかし ホームに着き電車に乗る段となると そこに板前の先輩がいたそうです
先輩は包丁を手放した断酒兄貴がどこに行くかわかっていたのでしょう 

その後も紆余曲折あり 断酒に辿り着いた断酒兄貴は いつでも気持ちは超元気な人でしたが身体はぼろぼろでした

いてもたってもいられず 毎日例会を周り その後も後輩の悩みを電話で聞いたりしていました

自分は確かに某病院の院内例会で断酒兄貴に出会い その後入会しましたが 何もそれだけで決めたわけでもない

でもそんなことは構わず「おれが口説き落としてお前は入ったんだよな〜」とかそんな調子なので 段々敬遠していきました

その後更に 各種様々 紆余曲折あり 断酒兄貴からの連絡も途絶えて久しい

今となっては 当時は「五月蝿いな〜」と思っていた断酒兄貴が懐かしいです

一時は毎日のように連れ立って例会を周り 断酒兄貴の存在には辟易としました

だけど今となっては 断酒兄貴がいてくれ一緒に体験したことが少しでも身になっているから じぶんは何度失敗しようと断酒する

死ぬまで断酒する覚悟があるんだとおもいます その恩を忘れたくない 

返せないような恩を受けた人たちがいて その人たちのことを想うと 世の中には大切なものがある 尊いものがある

それを失ってはだめだ 忘れてはだめだと自戒しつつ つい物思いに耽ってしまいます

本当にいつも「今となっては」なのですが 今があることに感謝する気持ちも大切だ 

過去に囚われていたら 今生きていることに感謝することができない

未来のことは それはそれでわかりませんが 今日一日だけ一生懸命 一生懸命休むのもサボるのもありとして それで充分だと感じながら 生きようとおもう次第です

おしまい

最後まで読んでいただきありがとうございました あなたにいいことがありますように

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