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「映画、」を観るだけのような、ひとときでも、深夜書店。

 おもいで、はひとつひとつの書物になる。

 たとえそれが深夜のようなひとときでも、しまっていた書物にふれられる。
 深い闇夜の刻限にそっと書棚から書物を抜き取る、またはそっとしまう、そんな感触。
 それが、だれものこころにあるはずの「深夜書店」。

 執筆作品を投稿するなかで、たくさんの方々の「記事、」や「創作、」そして「歌、」や「詩、」に感銘をうけている。
 この空のしたで、咲きほこるたくさんの花のごとき色彩で、。
 心に沁みて、いつまでも枯れない。
 
 だからこそ、・・俺(詩人)の拙(つたな)い文章なんて、従花(あだばな)にすぎないかもしれないと、、。
 
 そそ、悩むときもある。
 
 時節はずれに咲く花もある。
 咲いてもすぐに散ってしまう花や、咲いてもぜんぜん実を結ばない花も、。
 従花(あだばな)、の従(あだ)は空(むな)しい、とか「無駄」って意味らしい。

 けれど、。
 
 おもいで、が生命に「無駄」はない、ってことをおしえてくれる。
 生きるものすべての「無駄」には「、」がつくことも、ぜったいなんかつくはず「無駄、」って、。

 従花(あだばな)、そう呼ばれる花にも何かの役割があるはずなんやって、。
 
 「無駄、」やないから、必要なことやと、すべてが大切、って。
 俺(詩人)の心でさえ、枯れない従花(あだばな)があるんやから。

 くそったれ、やった俺でも。
 俺、。
 
 「映画、」を観るだけのような、ひとときでも、。
 
 
 生涯、日々、。

 いとおしさ、をみつけるまでの「旅、」。

 過酷な宿命にまみれて、変わり果てていく生命もたくさん見てきた。

 脆(もろ)く儚(はかな)く、消えていった。

 けれど、同じだけ大切なことに気づく、、

 いとおしさ、は眼の前にあるものでも、想い出にしかならなかったものでも、。

 いとおしさ、をくれたものが視界からみえなくなっても、。

 もらった想い出は消えない。

 手をのばしても届くことなくても、。

 そんな「映画、」を観るだけのような、ひとときでも、。
 

 生涯、日々、。

 朗読作品。
 亡霊の歌(The Ghost Song)/ジム・モリソン&ドアーズ
 再生↓。5分15秒

 これらはドアーズ(The Doors)のヴォーカル、ジム・モリソンが生前に録音していた詩の朗読に残されたメンバー三人が演奏を加えて編集したアルバム「An American Prayer アメリカン・プレイヤー(祈祷師)」からの一曲だ。

 映画 (The Movie)/ジム・モリソン&ドアーズ
 再生↓。1分36秒

 ドアーズ(The Doors)。
 オリバー・ストーン監督により制作された映画作品もある、このDVDを最近また久しぶりに観た。

 27歳の生涯だったジム・モリソン、彼の生きる、詩、。

【和訳歌詞 映画 (The Movie)/ジム・モリソン&ドアーズ】

THE MOVIE
"the movie will begin in five moments"
The mindless voice announced
"All those unseated
Well await the next show"
We filed slowly
Languidly into the hall
The auditorium was vast and silent
As we seated and were darkend
The voice continued
"The program for this evening
Is not new
You've seen this entertainment
Through and death
You night recall all of the rest
Did you have a good world
When you died
Enough to base a movie on?"

‶ 映画はじきに始まります、
 おちょくった声が放送した、
 席のない者は次のショーまでお待ちください、って。

 俺たちはぞろぞろ、のろのろとホールに入った。
 劇場はアホみたいにでかくて静かやった。
 俺たちが席について暗くなると、声がつづけた。
 
 今夜のプログラムは新しいものではありまへん、

 みなさんはご自分の誕生日を、ご自分の生と死をご覧になったことがおありです。

 あとは残らず想い出すでしょう。

 あなたは死んだとき、いい世界をもってましたか?

 「映画」の台本にできるくらい、じゅうぶんに? 〟

 
 おもいで、はひとつひとつの書物になる。

 たとえそれが深夜のようなひとときでも、しまっていた書物にふれられる。
 深い闇夜の刻限にそっと書棚から書物を抜き取る、またはそっとしまう、そんな感触。
 それが、だれものこころにあるはずの「深夜書店」。

 執筆作品を投稿するなかで、たくさんの方々の「記事、」や「創作、」そして「歌、」や「詩、」に感銘をうけている。
 この空のしたで、咲きほこるたくさんの花のごとき色彩で、。
 心に沁みて、いつまでも枯れない。

動画↓。 The Doors Official Movie Trailer2分38秒

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