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「ドライフラワー」の 花言葉、深夜書店。

 芽吹いて、蕾をつけて、花は咲く。
 そのまま散るはずだったのに、
 花びらを落とせないまま
 色彩と香りだけを失って、
 かたちは遺(のこ)ってしまう。

 ドライフラワー
 花言葉は、終わりのない愛情、。

 最近、老母の住居から俺(詩人)は、近所の2階建ての集合住宅に単身引っ越した。
 老母の住まいには、すぐに行けるし、家賃も安くて静かな場所だ。
 独り住まいとしては、部屋数も多いが、、
 なにせ昭和感まるだしの住居。

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 リノベーション(改装)はご自由に、ってことでもあったので、工夫しながらコツコツと手を加えては日々、生活空間づくりに励んでいる。

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 この住居へと管理会社とつなげてくれて、
 入居までスムーズにいけたのは、
 このところ仲よくしている、
 花の写真を撮影する女性(ひと)が、管理の方へ紹介してくれたからこそだった。

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 時間をなくして、
 ふたりで過ごしているひとときだけが、
 すべてで、
 はなれた後に時が流れて、
 明日があたりまえにきてくれない、、
 そんなふうにしか
 つきあえない、関係、。

 運命のひとは
 ひとり、ではない、
 ふたり、いることもある。
 なんてこと、云われてたりするけど、。

 あるひとつの出会いでは、
 別れることのつらさ、それを
 いつだって教えてくれるひと、
 こころに在る、面影を知るからこそに。
 と。
 もうひとつの出会いでは
 永遠のいとおしさを
 いつだって教えてくれるひと、
 寄りそう、面影を知るからこそに。
 と。

 俺(詩人)は、かつて、くそったれ野郎だった生涯にふさわしく、
 歳月が、過ぎゆくなかで
 いろんなものをとりあげられる、、
 そんな宿命でしかなかった者。

 そそ、、
 それで、昔は、
 そういったものを取り戻そうと、
 苦しみながらも必死になったから、
 たくさんの無茶もして、
 それがまた宿命にと、
 しみ込んでいってたのかもしれない。

 でも、いまはちがうのかも、
 永遠も半ばを過ぎて、残りの生涯も
 そんなに永くもなくなってきたから、

 本当に必要で大切なこと、
 自分にとってかけがえのないことだけを
 みつめていきたい、
 と。

 かけがえのないことって
 理屈で、考えるよりかは、
 感じていくと、
 そんなに多くもない。

 ただ、
 控えめに接していたけれど、
 控えめにできない感情だって生まれることもある。

 恋、とか
 いとおしさ、だったり。
 ときには、
 理不尽な感情にとまどったりしながら、。

 孤独は、孤独をみつけて、孤独に寄りそうなかで、
 ふたつになると、
 時間をなくすことを知る。
 孤独、ではないことも、。

 それでいて、
 激しく、ぶつかり合うこともある。
 心のままに、在るがままに、。

 それまでの日々で、大事にもっていたものが、
 あっさりと壊れてしまうくらいだけど、
 
 それは、お互いに
 ゆずれない、
 いとおしさ、壊さないため、。

 たったひとつ、
 好き?。
 そうたずねられたことにすぎなくても、。

 言葉は、心を傷つける刃になり
 それでいて、心を護(まも)る盾(たて)にもなる。

 「好き?、」。
 聞かれると、
 その答に、
 真実の恋愛(トゥルー・ロマンス)が
 時空を超えて、かさなる、。 

 俺(詩人)は
 面影にかさねて、みつめてしまうから。

 その女性(ひと)は言う、
 不機嫌な声で、。
 「なによ?
そんなに、あたしの顔じろじろ見て、観察するのをやめてくれへん」

 と、言いつつも
 心の中の顔では笑み浮かべてること、信じて、。
 「わかった~、みないようにする」
 と、言いつつも、
 みつめ続けて、
 きっと、ずっと、。

 この世に身体をなくしてしまったから、
 面影、は綺麗、。
 でも、
 この世に身体が在りつづけるから、
 その女性(ひと)の、
 生きている時間を信じていく、、
 捧げるように、。
 
 花のような笑顔を探しつづけてる日々のなかで、。

 そそ、
 その女性(ひと)が以前、カラオケでよく歌ってたことがあった。

 色褪せても、かたちとして遺(のこ)ってしまう、。
 消えない恋心を鮮烈に綴った楽曲。
 「ドライフラワー」、作詞、作曲、「優里」
 シンガーソングライター「優里」としての世界観、そのものに、
 歌声は、この楽曲に色を添えていくみたいに、。

動画↓。優里「 ドライフラワー (Official Video)」4分48秒

【歌詞「ドライフラワー」】

多分、私じゃなくていいね
余裕のない二人だったし
気付けば喧嘩ばっかりしてさ
ごめんね

ずっと話そうと思ってた
きっと私たち合わないね
二人きりしかいない部屋でさ
貴方ばかり話していたよね

もしいつか何処かで会えたら
今日の事を笑ってくれるかな
理由もちゃんと話せないけれど
貴方が眠った後に泣くのは嫌

声も顔も不器用なとこも
全部全部 嫌いじゃないの
ドライフラワーみたい
君との日々もきっときっときっときっと
色褪せる

多分、君じゃなくてよかった
もう泣かされることもないし
「私ばかり」なんて言葉も
なくなった

あんなに悲しい別れでも
時間がたてば忘れてく
新しい人と並ぶ君は
ちゃんとうまくやれているのかな

もう顔も見たくないからさ
変に連絡してこないでほしい
都合がいいのは変わってないんだね
でも無視できずにまた少し返事

声も顔も不器用なとこも
多分今も 嫌いじゃないの
ドライフラワーみたく
時間が経てば
きっときっときっときっと色褪せる

月灯りに魔物が揺れる
きっと私もどうかしてる
暗闇に色彩が浮かぶ

赤黄藍色が胸の奥
ずっと貴方の名前を呼ぶ
好きという気持ち
また香る

声も顔も不器用なとこも
全部全部 大嫌いだよ
まだ枯れない花を
君に添えてさ
ずっとずっとずっとずっと
抱えてよ

 最近、近所の2階建ての集合住宅に単身引っ越した。
 
 かけがえのないことって
 理屈で、考えるよりかは、
 感じていくと、
 そんなに多くもない。

 時間と歳月流れても
 想いあえること、
 尽くしてくれたことは
 忘れない、
 忘れられない、。

 芽吹いて、蕾をつけて、花は咲く。
 そのまま散るはずだったのに、
 花びらを落とせないまま
 色彩と香りだけを失って、
 かたちは遺(のこ)ってしまう。

 ドライフラワー
 花言葉は、終わりのない愛情、。

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