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2020年4月のよかったアルバム12枚

4月はこれら12枚を聴きました。どれもオススメです。

内訳はクラシック7枚、ジャズ4枚、エレクトロニカ1枚の計12枚。
(その内、声楽・合唱4枚)

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上は2020年以降のアルバム
下は2020年以前のアルバム
※訂正 そんなものはなかった(2020/05/09)

以下詳細

1. Translations - Portland State University Chamber Choir feat. Ethan Sperry

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March 13, 2020
Label: Naxos
Genres: Classical (声楽・合唱)

響きが落ち着く。

こんな合唱したい。演奏はポートランド州立室内合唱団。指揮はポートランド州立大学の音楽監督Ethan Sperry。作曲はエリクス・エセンヴァルズ(Ēriks Ešenvalds)、1977年ラトヴィア生まれ。

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2. It Is What It Is - Thundercat

April 3, 2020
Label: Brainfeeder
Genres: Dance & Electronic

ベース音が心地いい。

ルイス・コール(Luis Cole)が演奏に参加してる3.I Love Louis Coleもいい。リーダーのサンダーキャット (Thundercat)は1984年アメリカ、ロサンゼルス出身のベーシスト。

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3. Satin Doll - Sam Gendel

March 13, 2020
Label: Nonesuch
Genres: Jazz

グルーヴが落ち着く。

スタンダード曲がどれも楽器と演奏の快楽のままにかなり再解釈してるのが楽しい。もちろん元を知らなくても楽しめると思う。リーダーのサム・ゲンデル(Sam Gendel)はロサンゼルスで活動するサックス奏者。編成はベースのゲイブ・ノエル(Gabe Noel)、パーカッションのフィリップ・メランソン(Philippe Melanson)を含めたトリオとなっている。

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4. コンソートの記念碑 (A Consort's Monument) - L'Achéron, François Joubert-Caillet

April 3, 2020
Label: Ricercar
Genres: Classical

弦が落ち着く。

リーダーのフランソワ・ジュベール=カイエ(Francois Joubert-Caillet)はヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。このアルバムではウィリアム・ローズやクラウディオ・モンテヴェルディなどのバロック期の音楽を演奏している。

[参考]アルバムの詳細はこちら(TOWER RECORD)

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5. Los ecos de Manzanares: Cancionero de la sablonara - La Boz Galana

January 31, 2020
Label: Brilliant Classics
Genres: Classical (合唱)

華やかで落ち着く

La Boz Galanaはコロンビア、ブラジル、チリ、フランスの歌手や楽器奏者によって2011年に設立された。メンバーは全員バーゼル・スコラ・カントルム(スイスバーゼルの古楽を専門とした音楽大学)の元学生。ルネサンス、バロック、ラテンアメリカの曲をレパートリーとしている。楽器はArpa de dos órdenes(スペインのバロック様式による二重ハープ)、バロックギター、ヴィオラ・ダ・ガンバなどが使われている。

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6. L'amour, la mort, la mer - Patricia Petibon

February 14, 2020
Label: Sony Classical
Genres: Classical  (声楽)

コロラトゥーラのソプラノ。その時鳴ってる音に対し大胆にハモって寄り添ってくる。余韻がいいね。余韻が胸に残る。上手くこの歌手とアルバムが自分の中で解釈出来てないが何度も聴きたくなるアルバム。耳が惹かれる。
フィオナ・アップルの新盤とアルバムの読後感が似てる。感性全振り的な。

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7. Simone de Bonefont: Missa pro Mortuis - Huelgas Ensemble and Paul Van Nevel

April 1, 2020
Label: Cypres
Genres: Classical  (合唱)

このレクイエム作曲してるのは誰だ

Simone de Bonefontか。って誰だ!Simone de Bonefontは1500年あたりに生きたのクレルモンフェラン大聖堂の人らしい(リンク)。落ち着く。特に4のオッフェルトリウムからの流れがいい。アルバムでは他に同時代の作曲家、例えばオルランド・ディ・ラッソなども歌ってる。

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8. Memory Game - Ashley Bathgate, David Cossin, Ken Thomson, Mark Stewart, Meredith Monk, Robert Black, Vicky Chow and Bang on a Can All-Stars

March 27, 2020
Label: Cantaloupe Music
Genres: Classical (声楽)

楽しい系ミニマル・ミュージック。

作曲家メレディス・モンク(Meredith Monk)は1942年ニューヨーク生まれの人。知らなかった。

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9. Our Platform - 井上銘

2020/2/19
レーベル: ポニーキャニオン
ジャンル: ジャズ・フュージョン

フレーズというのかな一つ一つの音の選択が心地いい。

井上銘は1991年生まれのギター奏者。メンバーは魚返明未(pf)、若井俊也(b)、柵木雄斗(ds)が参加してる。今気付いたがCRCK/LCKSのメンバーでもあるのね。次回も楽しみ。

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10. Saxophone Chamber Music - Elisaveta Blumina, Peter Bruns and clair-obscur Saxophonquartett

February 7, 2020
Label: CapriccioNR
Genres: Classical

カプースチンいいよね

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11.  Gilles Peterson Presents: MV4 (Live from Maida Vale) - Various artists

April 10, 2020
Label: Brownswood Recordings
Genres: Jazz

楽しい。

新世代UKジャズの人たちがいっぱい。本作はもともとジャイルス・ピーターソンのBBCラジオ番組内での放映用に2018年10月に録音されたセッション音源で、パーソネルはジョー・アーモン・ジョーンズやオスカー・ジェロームをはじめエズラ・コレクティヴとココロコのメンバーに加え、ヌビア・ガルシアやの歌姫ファティマ、様々なライヴやセッションで活躍する天才ドラマー、マリウス・アレクサらが名を連ねている。(原文ママ)

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12. Ludi - Chassol

March 6, 2020
Label: Tricatel
Genres: Jazz

落ち着く。

人の声の音程に合わせて同じメロディを作るのいいよね。この紹介記事を読んで聴いてみた。

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以上
番号は便宜的な数字であり順位ではないです。順不同です。
リリース日、レーベル、ジャンルは主にamazon.com(米国)に従っています。

1ヶ月のアルバムは大体12枚以内で収めると調度いいかもしれない。
バッハとヒンデミット的な無調ではない近代曲が好きなのだが理想のハードルが上がって保留にしがち問題。あと声楽はどれも上手く聴こえるしそれに加え粗探しすると(自分を棚に上げて)下手に聴こえるからどれも選べない問題。あると思います。

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