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チートの許容範囲について

この記事を3行でまとめると
・"チーター"とは価値観が振りきれてしまっている人のこと
・『運営のお触れ』が出ないものは許容範囲があやふやとなってしまう
・チャンネルフォロー、サブスクよろしくお願いします

 夜でもおはようございます、K.P.K.(小池ピアノ教室)砂場です。
APEXめちゃくちゃ面白いですね、毎日気が狂ったようにプレイしています。
前シーズンでプラチナまで行けたので今シーズンではダイヤを目指しているのですが、プラチナⅣからランクが微動だにしません。
毎日配信しているのでどなたかアドバイスの程よろしくお願いします。


 最近はVtuberの湊あくあを一方的にライバル視して彼女より先にダイヤに行くことを目標にしていますが、彼女うますぎませんか?
何食って育ったらこんなに撃ち合いと立ち回りがうまくなるんだよ。


最近のチートについて 

 さて、本題です。
先日、私の親友であり会社のパイセンであるさかピーの車に乗って帰宅していた時にAPEXの話題で盛り上がりました。

 「プラチナまで行ったわ」とか「この前やっとハンマーゲットした」とかの隙自語をしている中、話題はチートの話に移っていきました。

 「チートって安いのとか高いのとかサブスク型のとかがあるらしい、安いのはジャンプ中はオートエイムが働かないけど高いのはジャンプ中も吸い付く。サブスクしているとエリアが自分を中心に収縮するらしい。」などのチートを使っていない自分たちからすると大いに笑える会話をしているとさかピーが下記の動画を見せてくれました。

 個人的にちょっと話している人のしゃべり方が癪に障るけど、なるほどチーターの見ている世界ってこんな感じなのかと感心しました。
 今回見た動画はCODWZの物でしたが、バトルロワイヤル系のチートは武器のレアリティ別で表示するか否かをいじれるというのが目を引きましたね。

 この動画内で言及されていることで2つ気になる点がありました。
①チーターには某国のプレイヤーが多いこと
コンバーターマウスも同罪
 今回はこの2点について取り上げつつ、チートの許容範囲についてを書き連ねようと思います。


絶対悪ソフトウェアチート

 チーターには某国のプレイヤーが多いことは日本人にとってはまぁまぁ共通認識だと思います。
 私もPCでCODMW2なんかやってた時に明らかに不自然なキルカメラが映るプレイヤーは日本では使われない漢字名称か、「それは日本人の感性では名付けないだろ~!」と思えるような英語名称のどっちかでした。

 実際にPUBGの制作者が過去に「ゲーム内のチーターのうち、99%は某国からだ」とツイートしたことがあるそうです。
 何故某国はチーターが多いのかという理由は単純に人口が多いからとか、某国の教育理念がゲームにも及んでいるとかまぁなんか色々言われています。
 ここではっきり明言しておきたいのはゲーム内部に干渉するソフトウェアチートは絶対悪であるという共通認識を大概のゲーマーは持っているということです。

 私の記事を見に来てくれている人はおそらく格闘ゲームをメインにプレイしているorしていた人が多いと思います。
 我々格ゲーマーは基本的にチーターに出会いません、大体の格ゲーマーはコンシューマーゲームでプレイしているというのが大きいと思います。
(Steam版のストVではEXゲージが減らないチートとかはあるようですが)
 格ゲーマーだけでなく競技性の高いゲームをしている人は毎日自分の腕を磨き相手を叩き潰すことを考えて生きていると思うのですが、そんな人たちからしてチートを使う人間の心情はどのように映るのでしょうか。

・楽をして相手に勝ちたいから?
・ポイントを稼いでランク上位に到達して自尊心を満たしたいから?
・ストレス解消のため?

 ちゃんとゲームに向き合っている人が何故チーターはチートを使うのかと考えた時、パッと思いつくのはここら辺だと思います。
しかし先ほどのチーター視点動画の投稿者の方はこのように話されています。

 「某国ではこのチートツールを使うのは別にいいんじゃね?という国民性なワケ」
※字幕で「もちろんちゃんとした人もたくさんいます」と注釈

 要するに勝ちたいとかランク上げたいとかではなく、みんな使ってるから別にいいと思ってチートを使っている人が多いというわけです。
 この意見は投稿者の方がそのように述べているだけで事実かどうかは置いておきますが、なんか思ってたよりフランクにチートを使っている感じがしませんか?
 言うなれば武器屋でひのきのぼう10ゴールドで置いてる横にストライクフリーダムガンダムが100ゴールドで置いててみんなストライクフリーダムガンダム買ってるから俺もそれ買って無双するわみたいな。

 ただ、チーターに対するドン引きポイントはやはり運営サイドが「チートを使うな、使ったらアカウントbanするぞ」と言っているのに一向に言うことを聞かずにbanされ次第新しいアカウントを作って繰り返しチートを使用する点にあります。
 現実世界で例えると、犯罪犯したらムショにぶち込まれるって言ってるのにぶち込まれ次第バックアップの自分が何度も同じ犯罪を繰り返すっていう軽いSFループホラー状態なわけです。
 最近流行りのAPEXやCODWZは基本無料なために自分のバックアップをいくらでも作れてしまうのもタチが悪い。

 前述したとおりソフトウェアチートというものはどのゲームの運営も原則使用は禁止しています。
チートによってそのゲームの価値が下がってしまうので当然ですよね。
 そして『運営のお触れ』というのはプレイヤーにとっては絶対です、チートを使用したということが発覚したプロゲーマーはもれなくチームから解雇されますしその界隈から締め出されるでしょう。

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全然関係ありませんが昔お触れホルスというデッキで地元の決闘者共をハメ殺していました。

 時に到底納得できない『運営のお触れ』が発令されたとしても、プレイヤーはそれに則らなければなりません。
そういう運営の方針に納得できなければ意見書を出すかその競技から離れるかしかないと思います。


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 東京五輪は延期になってしましましたが、柔道の世界大会見るたびに「このカバディ床オナ合戦誰が得するんだよ」と思っちゃいます。
 柔道も日本のルールから国際的なルールに改定された結果、難しい一本を取るより有効を取って逃げたり床オナした方が戦略的に強くなってしまいました。
 でも競技者の人はそれならそれで自分の腕を磨きますよね。
「うおおおおおおおおおぉぉぉ!!だったら会場にプラスチック爆弾持ち込んで全員ぶっ殺したらああああぁぁ!!!!」とはなりません。

 
 長々と書いていきましたが、つまりチートが何故絶対悪なのかというと運営が使用するなとお触れを出しているからなのです。

 しかしゲームには『運営のお触れ』を出していないチート行為があります。


定義が曖昧なハードウェアチート

 チート話について会社帰りのさかピーとの会話に戻ります。
さかピーから「ゲーム内でのオプションについてはどこまでいいと思う?」と聞かれました。
 これについては特に制限はないでしょう、例えばAB同時押しで投げが出るゲームがあったとして、ゲーム内オプションに投げボタンが作れるようになっていればそれを設定することに文句を言う人はあまりいないと思います。
 仮にその設定をしなかったらできない複合グラップなどのテクニックがあったとしても、オプション設定をしてそのテクニックの練習をすればいいだけです。
 一部こういうテクニックに文句を言う人がいるかもしれませんが、ゲーム内でできる設定にケチつけられる筋合いはないでしょう。
 
 砂「ただ、PC版でマクロキーを使うのはアカンのちゃうかな。例えば236236+ABってコマンドをF1に設定したりとかはズルやと思う」と付け加えときました。
 格ゲーにおいてこういうコマンドを1ボタンで出せるのは流石にギルティ。

 次にさかピーは「コンバーターマウスはアカンよな」と聞いてきました。
これはいろんな大会で禁止されている『運営のお触れ』が出ている明確なハードウェアチートだと思ったので私の回答ももちろん「アカンなぁ~」でした。

 続けてさかピーはこう質問してきました。
「背面ボタンアタッチメントもアカンのかな?」

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

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え?

  砂「え、いや、、背面ボタンアタッチメントはいいっしょ。
だってあれソニーから出てる商品だし......」
 さ「でもそれ言ったらHORIのコンバーターマウスだってソニーの公式ライセンス商品やったと思うで」
 砂「......」

 え?背面って駄目なの?
その時私は初めてハードウェアチートについて自分の匙加減(価値観)オンリーで会話していることに気づきました。

 その後も

・画面中心にシール
・スティックを動かしやすいようにする拡張パッド
・足音を聞こえやすくするアンプ
・9.1chサラウンドのヘッドホン
・カスタムコントローラ

 などなど、どこまでなら許されるのか議論を展開しましたが
「なんとなく自分はこれは許せるけどこれは許せない」レベルのふんわりした結論しか出せませんでした。

 何故結論がふんわりしてしまったのか、これも『運営のお触れ』が出ていないからです。
(ここまで細かい規定について見たことがないので一部ゲームで明確化されていたらすみません)

 このハードウェアチートについては格闘ゲームでも一度話題になりました。
ヒットボックス及びガフロボックス問題です。

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レバー入力をボタンで入力できるアーケードコントローラヒットボックス

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ヒットボックスから派生した自作アーケードコントローラガフロボックス
ヒットボックスより更に操作性が上がっている

 ヒットボックスは2011年にはすでに存在していましたが、プロゲーマーのウメハラ氏が使用し、コマンド入力の優位性を配信などで発信したことから2018年ごろに使用人口が急増、更にスト5プレイヤーのガフロ氏が自作のヒットボックス風コントローラを作成したことから機能性の高いコントローラを使用する人も同時に増加しました。

 しかしこの件についてはEVOの運営から事細かにお触れが出ました。
本当に細かく規定されているのでざっくり言ってしまうとヒットボックスはOKでガフロボックスはNGという感じになりました。

 他にもアーケードコントローラー関連でいうと三和レバーの使用感を変えることができるOTTO DIYやボタン入力を早くできるGamerFingerなど結構探せば色々出てきます。

 ここら辺のカスタマイズの良し悪しの判断を決めるのは今のところプロゲーマーが使用しているかどうかというのが大きいと思います。
 何故ならばいちいちそこまで細かく『運営のお触れ』は出ないからです。

 なによりもハードウェアチートについてはその人の価値観によって許容範囲というのは変わるものだと思います。
 前述の全てが許せる人もいれば、アンプと拡張パッドは許せるけど画面シールは許せないとか、公式から出てる商品しか使ってはいけないし背面はダメだろ!という人も普通にいると思います。

 この価値観が振りきれてしまって「みんなチート使ってるから別にいいじゃん」となっているのがチーターの正体だと思います。
皆さんの価値観はいかがでしょうか?

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 全ての議論の行きつく先、それが『価値観の違い』
ホントにそれで終わらせていいのかよ。

まとめ

 今回は自分がAPEXにドはまりしているのもあってFPSのチートと格ゲーのハードウェアチートをミックスしたような内容の記事にしてみました。
 僕のTwitterとかこの記事のコメントとかにでも「僕はここまでなら許せるけどここは許せねぇ!」みたいなのを教えてもらえると喜びます。

 今日もAPEXやるつもりですが、僕は純正パッドでダイヤまで上り詰めます。みんな見ててくれ。
 チャンネルフォローとサブスクもよろしくお願いします。

ではまた。

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