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#09 自分を自制して生活しなさい。

今回はある方から頂いた言葉について考えたことを綴ろうと思います。


バイト

僕は昨年7月からカフェでバイトをしています。
今も働いているので、もう半年くらい経ちました。

カフェでバイトするのは初めてで、コーヒーの淹れ方、オーブンの使い方、仕込みなど、何もわからない僕に、バイト先の皆さんは手取り足取り、優しく教えてくれました。

その中でも特にお世話になったのは、昨年末で辞めてしまった店長でした。


店長

僕とは違い、店長はとても寒がりな方です。絶対一緒には暮らせません。
エアコンの温度で確実にけんかになります。

店長はとても静かで、やさしい方です。僕を含め、一緒に働いている社員に怒るところを見たことがありません。

静かなのにおしゃべりで、急にぼけたりもします。声が小さいのでそのボケが聞き取れなかったときはとても気まづかったです。

そんな店長ですが、僕が何かミスをしてしまったとき、
「人はミスする生き物だから。大事なのは次どうするかだよ。」
と声をかけてくれて
うわ、カッコよ。って思いました。

穏やかで、丁寧で、責任感があります。
そんな店長を尊敬しています。


「自分を自制して生活しなさい。」

昨年の12月中旬、店長から今月末で辞めることを聞きました。

結構ショックでした。
店長とのバイトは楽しかったので。

店長と働く最後の日に話をしました。
そこで、「自分がいなくなった後、緩くなってしまうのが心配」とおっしゃっていて、
店長がいるときも緩いっちゃ緩かったけど、確かに、空気感的に引き締まるものもあったなって。
それが無くなってしまった時が心配だと。

そんな話をしている中で、店長が
「高太郎は、自分を自制して生活していくんだよ。」と。
最後に伝えてくれました。
その時僕は、「はい」と返事をしました。あまり考えてはいなかったと思います。

でも、帰ってからもその言葉が心に残っていて、ちゃんと考えてみました。


人は見えない空気感、流れに飲まれてしまう生き物だと思います。
というのも、人は多数の意見などに飲まれやすいです。

「みんながこうだから私もこうしようかな」とか、
「みんながこっち行くなら私もこっち行こう」とか、
こういうのを目にすることが多くないですか?

恐らく、店長は
悪い流れになった時、良くない流れになった時に、
流されない人になれ、と言いたかったのかなと。

その流れが見えたら、流されるのではなく、自分に厳しくならないといけない。
その流れを見極められる人になる、そして、自分が正しいと思うことを信じていく、これが大切なのかなと。

いつもとは少し違った形の文章になりました。
まぁ、いろんな文章書いていくのでこれからも読んでくれると嬉しいです!

ではまた!

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