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プロジェクト・博論構想関連

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#トラウマ

助けてくれるはずの人が助けてくれない II

助けてくれるはずの人が助けてくれない II

No one to turn toについては、繰り返し描いた記憶なので、ここでは繰り返さない。(どこに何を書いたかわからないけれど、とりあえず、IIにしておいた)

助けてくれるはずの人が助けてくれないことに対して、私はこだわりが強すぎると自分でも思っていて、何で何だろうと探り続けていたのだけれど、自分の家でセクシャルアビュースにあっても、思春期に病院でセクシュアルアビュースにあっても、通常助けて

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『虐める/虐められるパワーダイナミクス(博論関連2024/04/15)』

『虐める/虐められるパワーダイナミクス(博論関連2024/04/15)』

いじめていると言われる側と、いじめられていると言う側の、パワーダイナミクスについて。トラウマの世代間での受け渡しに関する考察に関連して。

(1)いじめていると言われている本人には、いじめているつもりが全くなく、(2)ほとんど善人なのに、(3)第三者にとっては、いじめているかどうかの評価が分かれ、(4)いじめられている側にとっては完全にいじめであり、(5)いじめていると言われている側にとっては、い

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『博論構想part.4』

『博論構想part.4』

性別違和、不妊手術、安楽死、wrongful life訴訟は、同系統の議論だという話をしていました。

上の是非の議論とNatureナーチャー論争と、そして売買春に関する議論は、同じ構造、構成になっているのではないか、という気がしている。

また、フロイトの性欲論と、幼少期のトラウマと、性別違和と、戦争と、暴力と、世代間のトラウマの受け渡し、そしてプロセスワークは、地続きになっていると見立てている

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『博論全体像 part. 2 ver.1』

『博論全体像 part. 2 ver.1』

私は今回の博論で、日本のトランス業界(特にAFAB世界)的にも、世界社会情勢的にも、私個人の問題としても、BDSM研究に取り組まなくてはならないと、心を新たにしました。

それは、同意に関する研究でもある。なぜならBDSMとは、同意を大前提にしたものだからです。言い換えるから、なされるのは、同意の概念分析。

そして、それはジェンダー研究としてのセクシュアリティ研究であり得る。(性的な指向や嗜好、

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