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コロ日記3. うそやろ

我々のPCR結果の発表です!

ドコドコドコドコドコドコ(ドラムロール) ジャーン!

私:陰性!
長男:陽性!
次男:陰性!

ん????え?長男だけ陽性???!!???
そんなんある?

という結果でした。
コロ日記3日目も張り切って参りましょう。


保健所からの結果連絡を受け、家庭運営方針を家庭内オンライン相談。
①夫と長男をホテル隔離
②夫と長男を家庭内隔離
③症状のある夫はホテルまたは病院、長男のみ家庭内隔離

選択肢っぽく並べたが、実際可能なのは②のみ。

長男は支援級に通う発達障害児で、それが狭いホテルの部屋に10日間、食事を取りに行く以外は部屋から出られない生活ができると思えない。

あとその状況で一緒に隔離されるとストレスで症状のある夫の熱が前代未聞なほどに上がり倒す予測しかできない。

では、③は、まだ夜1人で寝るのを怖がる寂しがり屋が1人2階で生活できるわけない。

ということでうちの選択肢は②一択だな、と考えながら家中を消毒液で拭いた。


自宅療養と決まると東京都からフォローアップとして食料が届くとのこと。

なんと、7日分!段ボール3箱!
ますます盛り上がってきたな…!

そして早々と区からの「最初の一箱」が届く。

自宅療養のフォローアップセンターは都で
体調管理は区の保健所、という棲み分けっぽい。


中身は
・ポカリ、エビアンの500ml
・inゼリー×3
・粉末スープ3食
・ティッシュ一箱
・トイレットペーパー×2巻

こ、これは…ものすごい「生き延びるため」の必要最低限感…。
たしかに、症状があって一人暮らしだった場合、入院できるまでの間これを枕元に並べておけばなんとかなりそうではある。

保健所、フォローアップセンターから続々と電話がなり、最近の仕事より忙しいような心持ち。

ちなみにフォローアップセンターの人は食料を送るのが仕事なので、他のことを聞いても無駄です。

保健所は毎回違う人からの連絡で、多少情報ヌケモレがあるものの、てんてこまう窮状をTVなどで見てるので快く何度でも言いますよ〜と、なんなら軽妙な受け答えで2度ほど電話口の保健所担当者を爆笑させた。やったぜ。


でもまぁ患者本人が対応となると、辛いのに何度も同じこと聞かれたらキツイだろな。。


長男へも、君は今日からお父さんとお二階生活です、と併せて注意事項も伝えると、驚くほど素直にウンわかったと言った。
切ない。


長男という闘病仲間ができた夫は少し嬉しそうだ。とはいえ一緒に遊ぶほど元気ではないので、長男はYouTube見放題生活を手に入れた。


同僚友人からお見舞いの品が届く。
会社で共同購入した医療用マスクを、少しづつ持ち帰ろう〜と思っていたらこんなことになったので着払いで送ってと頼むと、何か欲しいものは聞かれたので飴ちゃんと食パンを頼んだ。
他にも駄菓子屋やゼリー、ブタ麺など、お見舞い品の宝石箱に次男と色めきだった。

特に、チューインガムを食べたことない次男は、明日あげるというと、ヒカキンみたいに膨らませられるかな?!と大興奮だった。



次男と2人で一階で寝る。
慣れないから眠れないよ、と言っていた次男もウナギのぬいぐるみを抱いてあっという間に寝た。

つづく。

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