コロ日記4. まじめに

夫が発熱してから6日ほど経ったが、まだ39度台。
これは…ただの風邪とは言えないな…というのが率直な感想。

インフルエンザの高熱は、なんていうか「あ、もうこれ下がるな、今日が峠なう」みたいなのを感じるけれど、新型コロナはそれが一切感じられない。
山とか谷とか峠というより、地平線まで灼熱砂漠という様相。

本人も見てる方もめちゃくちゃ恐怖。
新型コロナ、基本は風邪の分類ではあるんだろうけど、風邪の進行チャートの早い段階で「死亡」が出てくる。
小学生がノートに自作したサバイバルゲーム並みの酷さ。

「コロナが直接の死因の人は少ない(コロナからの他症状もコロナ死に数えてる)」とか「毎年インフルエンザで死んでる人もたくさんいるのに(騒ぎすぎ)」と聞くけれど、うん、それな、数字だけ見てたらそう思うやろね。

急に発症して見通しがたたない風邪。
大人しく寝てるだけでこじれる風邪。
先日まで普通に基礎疾患もなく暮らしていた人が突然死ぬ風邪。

そりゃね、病床は逼迫するし医療関係者も必死になる。

それでワクチン打てばこうはならないって言うんだから打つ以外の選択肢はないと思う。

夫が「やっぱり入院したい」と言ってもちゃんと叶えられたのは、高齢者がワクチン打ち始めて若干病床に余裕が出始めたからだそうで。(今の入院4、50代がメインらしい)
逆にもっと早く我々が打っていれば、こうはならなかった。

ワクチン、懐疑的な人、副反応怖い人も思った以上に多いみたいけど、コロナはマジで怖いから、自分や周りの人が「うっかり死亡フラグがすぐ立つ日々」から逃げたければ打った方がいいと思う。

あと、こんな事態だから割と調べたけどほぼほぼの「専門家が答えるべき」懐疑にも不安にもちゃんと明確な答えはでてる。
遺伝子もおかしくならないし、不妊にもならない。副反応が直接原因では死ぬことはまずない。


専門家が答えるまでもない、ワクチンという存在自体を否定する人は、人類の叡智をバカにするのもいい加減にしてはどうかと思う。

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さて。
本人も下がらない熱に精神的にも打ちひしがれて、入院する方向で保健所と話を始め、無事入院が決まった。

熱の高い人は最初から入院した方がいいです。
ていうか、本当はうちも勧められてたんだけど、
長男のことやら、本人もまだインフル気分だったこともあり、延ばしてしまっていて後悔。

目の前の夫には、明日の入院まで生き延びてもらうことにして、長男だ。

夫が最初入院をためらったのも、無症状の長男を一人で家庭内隔離は不可能だろうと思ったから。

それが隔離を始めてみると、長男は日中、ちょっとドリルをした後はずっとYouTubeを見ている。夕方からはゲーム。
ということは、それを許してやれば、彼はずっと一人でいれるということか。

長男に、明日からお父さんは病院に行くんだけど、長男くんは一人で2階で過ごせる？お母さんご飯は持っていってあげるから、と言うとしばらく考えて、ウンと言った。
そして「私コロナじゃなかったらよかったのに」と言った。
本当だね。

次男はウンコやらオナラやら小学生男子が大喜びする系のYouTubeばかりを見ていて、それはそれで心配だ。
そうかと思えば、折り紙でものすごい作品を作り出したりもする。
この人の振り幅よ。

つづく。