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【はじめの1棟物語】~その2~   不動産屋さんと銀行

前回の続きです。

僕が、不動産投資で最も不安なものって

「不動産屋さん」「銀行」でした。

こんなんでもやって
これますので大丈夫です。

ちなみに、実際、
トラブルになった事もあります。

結構、酷過ぎますよ。

融資の確約もあるからなんて言って、
いかにも、購入寸前と思わせといて、

「契約前にガッチリと物件を押さえとくから」って
事で手付金だけとって

連絡がつかなくなってしまった
業者さんとかもいましたから。

手付金詐欺だったんでしょうか。。。

裁判までやって勝訴判決もらっても
逃げれちゃうんですよ。

僕の場合は、たまたま運まかせで
やった銀行の差し押さえで

この業者さんの口座を
ヒットしたんで何とか取り返しましたが。

ちなみに、登記簿を見ると、
この物件は既に別の人に売却されていて、

僕にも販売しようとしていた
「二重譲渡」なんですよね。

登記を先に取った人が優先されます。
なので、もう既に登記済の人がいるので僕は、ダメ!

払ったお金も戻ってこない。

「詐欺だーーー!」

しかも、人生で初めての「勝訴判決」です。
ビックリですよ!本当に!

でもね、これで勝手に
お金が返ってくるわけじゃなかった。。。

当然なんですがね。
相手が見つからないんですよ。

じゃ、どうするか?

詐欺被害の刑事訴訟の裁判を
起こして相手を捕まえてくるか

相手の銀行口座を民事での
勝訴判決を持って差し押さえする。

後者の選択しかないんですが。
相手の口座がわからないんですよ。

口座があっても残っている
お金の範囲でしか回収できない。

取り敢えず、不動産屋さんだったので、
会社のホームページに記載のある銀行と
会社所在地周辺の金融機関のいくつかの金融機関を
一か八かで、差し押さえてみましょう。

あなたの強運で当たりますよって感じで
弁護士先生に言われて、差し押さえ。

ビンゴ!

あぶねー。
倍返ししてもらいましたけどね。

不動産投資の本によくある内容で、
「業者さんに、失礼にならないように
物件紹介してもらったり、
何らかのやりとりがあれば
すぐに返事を返したり買う姿勢を見せたりと
気を使って接していきましょう」

といった事が書かれています。

実際、メールでのやりとりが
マトモにできる業者さんてなかなかいません。w

昔から不動産屋さんはFAXのようです。
FAXで物件図面送ったり地図送ったりとやった方が、

いちいちスキャンして読み込んで
メールに添付して送信するよりも
やりやすいんだと思います。

でもね、驚いたのが、

メールで連絡した業者さんから
わざわざ「メール届きましたっ」て返事が、

なんと!FAXで来たんです。
いや~、驚きですよ。w

不動産業界って
こんなもんなんだな~と感じました。

そして、不動産投資をやる上で、
2つ目の不安は、【銀行】。

過去の僕は自分で事業をしており、
個人事業主やら法人を作ったりと
色々やっていましたが

確定申告やら決算やらは
ほとんどの中小零細企業の社長さんと同じ様に

なるべく課税されない様な形で
税理士と相談して申告していました。

一応、誤解の無いように言っておきますが、
あくまでも節税ですよ。節税。

なので、なるべく黒字よりも赤字。
法人始めた2年間は真っ赤っかでしたかね。。。

知ってますか?
会社始めたばっかりの社長さんて何の信用もないんです。

家借りるのだって、
会社の事務所借りるのだって断られてしまうんです。

だって、無職のプー太郎と同じですから。
誰も無職のプー太郎なんかに部屋貸したりしないですよね。

家賃払えないでしょって思われてしまうんです。
例えば、会社勤めしていたサラリーマンが

一念発起して独立開業しようと思って会社辞めると
無職のプー太郎になるんです。

そうすると、折角、物凄く儲かる計画があって
お店開こうと思っても、店舗を借りること自体が

なかなかできなくなってしまうんです。

サラリーマンやってて、
お給料もらいながら会社始めて事務所借りる様な
同時並行での形にしてからサラリーマン辞める様に
しないとかなり厳しいんです。

アパートの一室を借りるのにこんな状況なのに、
会社始めて数年しか経っていない様な

個人に毛が生えたくらいの小さな会社に
お金を貸す銀行は無いんですよ。

しかも、赤字だし。

更に、不動産って1億円とかだし。。。

そんなこんなで、
僕の初めての子供、けんちゃんが生まれた日に

吉田氏より大量の資料が送られてきました。
2010年12月13日の事です。

僕の場合はサクッと方程式を使って
物件診断やって、銀行へGO!です。

これからとっても大変な3ヶ月となるとは、
この時はまだ想像もしていませんでした。。。。。。。

その3へ続く・・・・


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