【本の感想】成功者の告白(神田昌典)
こんにちは。お久しぶりです。
GWは#stay homeってことみたいですけど、家事レコの設計書を書いてたので、結果的にstay homeしてました。
さて、本日はふと本棚から取り出して読んだ本を紹介したいと思います。
これを読んだのは、僕が大学生の頃だったと思います。それ以来、たまに取り出して読んでみたりしてます。
ストーリー形式になっていて、左遷された主人公が、かつての先輩に偶然出会い、教えを請いながら起業して成功するって話です。
ここまでだと、よくある自己啓発って感じですよね。ところが、この本の素晴らしいのは、成功の影(闇)をきっちり表現しているところ。
仕事だけを切り取るのではなく、人生の一部として仕事を捉えてます。なので、仕事の影響が、人生のさまざまな箇所に影響するってことです。
・家族(パートナーとの関係、子どもの病気)
・友人(旧友との確執)
・恋愛(初恋の人との不倫)
そういった影の部分もあることを認識しておく必要があるということ。
そういった背景を踏まえて、著者が一番言いたいことは、
影はパターン化されている。
パターンを知っておくことで、兆候を捉えて対策する。
ってことです。
そして、そのパターンというのは、時間軸があります。このタイミングで、こんなことが起こりがちで、こんな兆候が出るから注意してね!って感じです。
その時間軸の説明に、成長曲線が用いられます。
特に成長期の始めにトラブルが起こりやすい。
・自分はノリノリで超ポジティブだけど、それに家族が追いつかず、家庭に軋轢が生じる。
・家庭の問題が、子どもに影響し、子どもの健康や成長に悪影響を与える。
・パワフルになり過ぎて、新たな恋愛が発生し、不倫に発展する。
・周囲の同僚との意見の相違が顕在化し、軋轢を生んでしまう。
他にも成長曲線の、それぞれのタイミングで、必要な人材が変わるっていうのもあります。
成長期に入るまでは、ワンマンでガンガン引っ張っていく人材が必要ですが、成熟期に入ったらチームマネジメントが必要みたいな。
ということで、結構古い本なのですが、今でも学ぶことが多いので、是非読んでみて下さい。
(単純に、ストーリーとしても面白いですよ)
ではまたっ!
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