2022年8月19日 俳句の日。
今日のネタ、どうやってこじつけようか、でしたが
8月19日は「俳句の日」とのこと。
久々に俳句ネタ復活です。
まず1句目。高浜虚子。
よべの月よかりしけふの残暑かな
トップの写真は先日帰省から戻るときに飛行機から撮った月。
下は一面雲だったので上を見たら月がいました。
2句目。鈴木しげを。
かねやすもビルとなりたる秋暑かな
かねやすは本郷3丁目の交差点の角にあります。以前出版社に勤めていた時に1日1万歩をクリアするためにあるいていたコースの途中にありました。
江戸時代から400年以上、同じ場所で営業を続けてる珍しいお店とのこと。
もともとは口中医師(今でいう歯医者さん)でしたが売り出した乳香酸(歯磨き粉のようなもの)が大ヒット。一時は兄弟で暖簾分けするほどでしたが、例によって本家争いから裁判沙汰に。これをさばいたのが大岡越前忠相で、大岡裁きの結果ひらがなで「かねやす」を名乗るようになりました。
また、1730(享保15)年の大火からの復興の際、これも大岡忠相が本郷3丁目より南側は耐火のために土蔵造り牡蠣殻葺きの建物にすることを命じ、通りを境に北側は板葺き、茅葺きの建物が並びました。
本郷もかねやすまでは江戸の内
かねやすのビルにプレートがある古川柳はこの時詠まれたものです。
かねやすから少し北に進むと前田家の上屋敷があり、今の東京大学になっています。そのシンボル赤門ですが、1827(文政10)年に11代将軍徳川家斉の娘溶姫が嫁いだ時に建てられたもの。
「かねやすまでは江戸の内」と言われたころはまだ赤門は存在せず、この界隈の人々にはかねやすを境にした街並みの違いを楽しむ場所だったのでしょう。
今日の1曲。享保15年の大火からのBurnです。
Deep Purple - Burn 1974 Live Video HQ
Deep Purpleの代表曲のひとつでもあるBurn この曲が入ってるアルバムはリッチーが珍しくお気に入りだという1枚。ボーカルはデヴィッド・カヴァーデールで、イアン・ギランで再結成したDeep Purpleが時々イントロだけやってたりします。
あと、虹のセットのがこの後Deep Purpleを脱退してRainbowを結成したのちのセットと同じだったりして、いろいろとわけがありそうな映像です。
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