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ただのイベントレポートじゃない!岩下 尚義さんの記事とコメント

イベントレポートのnote記事って「ふーん、そうだったんだ、面白そう!」という感じで、可もなく不可もなくというか、良くも悪くも軽く読めるというのがこれまでの印象でした。

こちらの記事も「双子パパ限定のオンラインイベントなんて存在するんだ〜面白そう!」くらいの軽い気持ちで読み始めました。

しかし、ちょっと、いや、かなり私の思っていたものとは違いました。

読み終わった後、なぜか爽快感に包まれたのです。

「なんでだろう…?」

読み直してみました。

 今回、参加してみて印象的だった点は「自分は良い父親だ。イクメンだ。」という表情や口調の方がいなかったことです。

これだ!

たぶんここに何か大事なことが隠れている気がする!

そう思った私はこのようにコメントしました。

「『自分は良い父親だ。イクメンだ。』という表情や口調の方がいなかった」これは真摯に育児と向き合っていらっしゃる皆さんだからこそなのかな、なんて勝手に思いました。とても清々しい気持ちになれるイベントレポートありがとうございました!

そして。岩下さんからの返信がこちら。

双子が生まれてから、物理的にも精神的にも育児しない選択肢がなかったので、育児「参加」という感覚がピンとこない、そんな価値観が共通しているのだと思います😊でも、これも正解とかじゃなく、同じ境遇だからこそ、なんだかスーッと入ってきて気持ちが良い感覚なんだと思います。

ですって!

これもう

アハモーメント!!

この記事のつい数日前に性別による役割の固定化についての記事を書いていた私にとって、この記事とコメントを読み、理想の未来をチラ見したような気分になったのです。

言葉の揚げ足をとるようなことはしたくないのですが、男性が主語になると家事を手伝うとか育児を手伝うなどサポートする立場として表現されることがよくありますよね。

もちろん、何もしないよりずっと良いと思うのでこうした表現を否定するつもりはありません。ただ、ここに無意識の偏見が隠れているのかなと思うことがあります。

女性が育児をしてもイクウーメンとかイクママ(ネーミングセンスのなさよ…)なんて言われないのに、育児をする男性はイクメンと呼ばれる。これも否定はしません。むしろ次の段階に行くために必要なステップだと思っています。でも、この表現にもやはり固定化された役割が見え隠れしている気がしています。

誰が悪いとか、誰が正しいとかそういう話ではなく、umiさんの言葉を借りればまさに体に染みついた文化なのだと思います。

※umiさんの関連記事

だからこそ岩下さんのコメントに感動しました!

岩下さんの記事より引用です。

参加した全員が、双子が1歳になるまでの記憶がないと言います。それでも、妻に比べたら、大変の度合いはどんなに役割分担しても違います。
 我々ができることは何か。そんな前提で、普段やっていることは当たり前のこと。大変でも、核の部分は「楽しいこと」という認識でした。

岩下さんやイベントに参加された方々の感覚では、性別による違いを認識した上で、性別によって役割を固定せず、育児が父親にとって自然に自分の仕事になっているんだろうなと感じました。


私たちの体に染みついた文化を消すためには、もっとずっと時間がかかる。


そう思っていたのに、


ここにはすでに理想の未来がある。


記事を読んだ直後に感じた爽快感の謎が岩下さんのコメントのおかげではっきりとわかりました。

おかげでアハモーメント味わうことができました。
岩下さん、素敵な記事とコメントありがとうございました!

ぜひみなさんにも読んでいただきたいので、リンクをもう一度!今回はご紹介できませんでしたが、夫婦円満の秘訣も参考になります。


はい、というわけで「ありがとう祭」やってます!

実はですね

「オススメパパさんの推し記事がたくさんありすぎて迷っています。」というお声がチラホラ。

ですよね…

かく言う私もどなたのどの記事にするかすごく迷いました。

みなさん、迷わせちゃってごめんなさい!

今さらですが企画ミスかも…と、思いつつ、もう始めちゃったからやるしかない!

あの方のオモシロ記事か、この方の感動記事か、さてどれにしよう…

と考えていたところ、絶妙なタイミングでこちらの記事と出合い、まさに今気になっているドストライクの内容だったので「これだー!」と企画オススメ記事にさせていただきました。

こんな感じで「今、ビビッと来た記事」を選ぶのもアリです!

・・・と、自分の企画力の甘さを棚に上げて提案してみました。

そんなこんなで気がつけば締め切りまであと3日!

賞金アリのお祭り企画!ぜひ、ご参加ください!!

パパ力検定でおなじみsachiさんとこの企画についてのアツイ気持ちをゆるく語っています。

よろしければ聞いてみてください!

お読みいただきありがとうございました。

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