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【色褪せたくない思い出】結婚式を終えて編

昨年2019年11月に結婚式を挙げました。いい機会なので立ち返って結婚式のことを、書いていきたいと思います。
 1.結婚式準備編
 2.結婚式当日編
 3.結婚式を終えて編 👈


「結婚式なんかやりたくない!」
「着飾って人前に立つとかありえへん!」
「自分のために集まってもらうなんて申し訳ない!」

結婚式にとことん後ろ向きだったわたし。
私の気が済むまでとことん向き合って説得してくれた夫ゴリラ。


「自分ために集まってもらうのが申し訳ない」がいちばんのネックでしたが、「せっかく集まってもらうんやから、来てよかったと思える式にしよう」と、自分たちの装備・装飾、お金がかかることについてはすべて最小限にして、美味しい食事や引き出物など、お返しするものに充て、できる限り歓談時間を増やし、ゆっくり話したり、写真を撮る時間を作りました。

引き出物は、悩んだ結果、Amazonカードにしました。
これが友人にとてもウケました。

金額がモロやから…と嫌煙されがちですが、カタログギフトを見ても「あ、これ安いランクのやつ」って分かるっちゃ分かるやん?
思い切って使いやすいAmazonカードにしてよかったと思っています。

引き菓子も重くなるのでやめ、その分Amazonカードの金額を上げました。
式後に持って帰ってもらうのは、小さな小さな紙袋だけにしました。


宴内人前式をはじめ、多くの【一般的】を省き、やりたいことを盛込みましたが、そういったことを「もうこの時代、アリだと思います!」とわたしたちのやりたいようにプランニングし、フォローしてくれた、プランナーさんには本当に感謝しても足りません。

当日はバタバタするから、と、すべて指示書を作成するように言われていたのですが、初めてのことで想定外が多すぎて、抜けていた部分が多々ありました。
それを全て先回りして対応してくださって

ホンマ、プロすごい…


式後に2人での写真撮影の際にも、
「この子達、必要かなと思って連れてきましたよ!」
と、指示書になかったのに、ゴリラと子ブタのぬいぐるみを持ってきてくれて、一緒に写真を撮ることもできました。

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打合せの中で、何に重きを置いているかをしっかりとヒアリングしていただけたおかげで、ここぞという瞬間を写真や動画に残してくれた撮影隊の皆さん。

撮影隊の皆さんから
「今日の参列者さんたちは、本当にゴリラさんと子ブタさんが大好きなんだな、って心から思える顔をカメラに向けてくれました」
と言われたのも、本当にうれしかったです。

「自分のために集まってもらうのが申し訳ない」という思いから、できる限りおもてなししたいとプランニングしてきた私たちにとって、「来てよかった、お祝できてよかった」と参列してくれた方から言われるのが、何よりもうれしく、心から安心できる言葉でした。


わたし史上いちばんかわいい子ブタに仕上げてくれたヘアメイクの友人。
大人気で引っ張りダコのブライダルヘアメイクさんなんです。
そんな彼女が、わたしの式の前日に
「どうしよ、寝れん。緊張してきた。」
ってLINEを送ってきて、わたしのこと、大切に思ってくれてるのが嬉しかったです。
「寝ろ笑」って返してしまったけど、嬉しくて泣いてしもたんやで。

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当日は幽体離脱しているような感覚で、あれよあれよと流れていった(激流に流されているようでした)けど、本当にずーーーーーーっと笑って過ごせた一日でした。


二次会まで終わって、日付回って帰宅して、ようやく夫ゴリラと二人の時間が戻って、長めのギュー。

ずっと隣にいたのに、ようやく触れることができた、という感覚。


酔っぱらったゴリラはそのまますぐに寝てしまいましたが、シャワーを浴びて目がさえてしまったわたしは、友人からのLINEに返信したり、送ってくれた写真を見ながら2時間くらい過ごしました。

ようやく実感が沸いたように泣けてきて、翌朝目が腫れるまで泣きました。
エンドロールムービーもその場でDVDをもらえたので、それも何度も何度も見ました。


ちなみに、エンドロールムービーは、プランニング会社のサロンで式場紹介として使用されているとのこと。
お役に立てたことと、紹介に使いたいと思っていただいたこと、どちらもとてもうれしい限りです。


1か月後、撮影隊の皆さんから、プロ撮影の写真データが約900枚と、エンドロールの動画データが届きました。

それとは別にもう一つ、動画が入っていました。

エンドロールに収めきれなかった花嫁の手紙がメインになった動画でした。

アップテンポの曲で作成を依頼したエンドロールとは対極の、静かで穏やかな曲が添えられた動画。
花嫁の手紙の流れに沿って、映し出されていく友人たちの顔…

めちゃくちゃしんみりして、じんわりの心に沁みて、式後1ヶ月経っているにも関わらず、ついさっきのことのように夫とふたり、号泣しました。


データをもらってから今日までの約1年間、何度も何度も見たし、すぐに見れるようにPCにもスマホにもダウンロードしました。
写真はピックアップして写真立てに入れたし、両親にアルバムを作って渡すこともできました。


お金の感覚、麻痺してきたわ

と思いながら準備を進めてきましたが、終わってみると「こんなことまでしてくれたん…!?」の連続で、追加でお礼の菓子折を贈りたいくらいの衝動を何度も感じています。
それでも足りないくらい感謝しています。

この衝動は、式が終わって数日から数カ月後に襲ってくるのですが、その頃にはもうスタッフさんに会うことはできません。

司会者の方には、式が終わってしまうと、もう会えない。
撮影隊のみなさんも、着替えが始まれば、もう会えない。
ヘアメイクさんも、着替えが終われば、もう会えない。
プランナーさんも、式場を後にすると、もう会えない。

お礼の品を用意するのであれば、なおさら、最後に会えるタイミングをきっちりと把握しておくことをおすすめします。

わたしの場合はプランナーさんと会場の方以外はすべて友人・知人だったため、式後にご飯会をしたりと、会うことができるのは本当にしあわせなことだと思っています。


それから、【お金は出すが、口は出さない】を徹底してくれ、さらに、リングピローやヘッドアクセを作ってくれたり、パールのネックレスやピアスを貸してくれたり、「こっちのことはいいから、義両親にきちんとしなさい」とあくまで裏側に徹してくれた両親。

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花嫁の手紙では、恥ずかしがって【友人への感謝】という形にしたけれど、そんな友人と出会えたのは、お父さんとお母さんが産み育ててくれた結果であり、また、友人が仲良くしてくれたのは、ふたりがしっかりとしつけてくれたおかげだと、本当に心から感謝しています。

夫ゴリラが何度も言ってくれたように、結婚式を挙げて、両親が喜んでくれている姿を見ることができて本当に良かった。
夫ゴリラの両親や親族の方々と交流している姿や、わたしの友人たちと話している姿は、今でも思い出して心がじんわりと温かくなります。

今まで本当にありがとう。

とはいえ、これからも頼りにしてるで♡(ここ強調)

手のかかる娘より♡


コロナで結婚式が延期になったり中止になったり、今後、今までと同じような規模の結婚式を挙げることができるのか、自分たちの思った通りの式を挙げることができるのか…

現在、わたしの弟も結婚式を控えています。
家族式にすると聞いていますが、祖父母の体調などを思うと、これからの情勢が気になって、心労が絶えないことと思います。

それでも、新郎新婦の2人が心から幸せだと言える形にしてほしい。

不安や悲しみのさなかにいる皆さんが、心からよかったと思える式を挙げられるよう、心から祈っています。


花嫁マジックを甘く見ることなかれ。

どんなに自信がなくても、愛する旦那様が隣に居て、祝ってくれる方々に囲まれると、絶対に素敵な笑顔がキラキラするから。

自信持って楽しんでね!


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