ギャルは悟りに近いと思っています
Kさんへ
少し前に、仏教の悟りについて会話していたことがあります。「感情がなくなっていきそう」と言う人がいて、少し考えてしまいました。豊かな人生を目指すためと昔から作られた思想が、逆に感情を殺しつまらない人生になる。本当でしょうか。
感情がなくなる、というより日常に色彩があると思うのですが、どうなんだろうな、と。それで『悟りってどんな状態?』という記事を読んでみました。
確かに、「外部刺激に対する反応の変化」という項目で、何かが起きたときに、冷静に受け止められるから、反応が穏やかになる、という言葉もあります。
ただ、わたし自身は、より明確な仏教にとらわれるより、どうありたいかの方向性だけな気がしています。
つまり
・今に集中し、楽しんでいる
・過去に囚われない
・未来の不安はあっても、受け入れている
・様々な変化を受け入れていく
・自分のために、他人に優しい
・建設的に前に進む
といったイメージです。そしてそれを想像すると、ついつい私の中にはギャルが出てきます。
ギャルは、いわゆる「常識や伝統」を重要視しないからでしょうか。空気を読まないとか、礼儀がないとか言われます。しかし、私の中で豊かな生き方をしている人とは、ギャル的要素を含んでいる、と思うのです。
変に「悟りとはコレコレである」と言う人より、ギャルをみている方が悟りに近いと、私は思います。
これは学術的な話ではなく、あくまで私がそう思っている、という話です。
現代の、一つの宗教思想こそ「ギャル」なのかもしれません。
それでは。
切手に