立春 暦

立春 暦(たてはる こよみ):詩人。作詞家。主に合唱曲の詩を書いております。今まで作詩…

立春 暦

立春 暦(たてはる こよみ):詩人。作詞家。主に合唱曲の詩を書いております。今まで作詩した作品をnoteへ掲載し閲覧できるようにしました。アイコンはSui-Sai様より。まずはこちらをご覧ください▶https://goo.gl/TGzshm

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はじめに

皆様、こんにちは。立春 暦(たてはる こよみ)と申します。 詩人。作詞家。主に合唱曲の詩を書いております。 noteでは今まで書いてきた詩を中心に、新作の詩も時折綴っていきたいと思って始めてみました。何卒よろしくお願い致します。 注)立春 暦は、作曲家SEIGIのペンネームです。 2022年5月「第1回ぜんじおんTwitter作詞作曲コンテスト」にて本選ノミネート。全日本児童音楽協会会員。 ◆作品利用にあたって noteでの詩の閲覧はご自由にどうぞ。 演奏会のパンフレット等

    • 不思議な旅

      ★この詩は、全日本児童音楽協会主催の「第1回ぜんじおんTwitter作詞作曲コンテスト」【作詞部門】に於いて本選ノミネートされました。 不思議な旅(詩:立春 暦) 不思議な 旅がはじまるよ 世界が ぼくたちを待ってる あの雲にのって 空 かけぬける 夢を 叶えよう 未来へのとびら いま、開けて ぼくの旅が はじまる 不思議な 旅がはじまるよ 宇宙が きみたちを待ってる あの星々が 空 またたいて 夢の 果てまでも 冒険のとびら さぁ、行こう きみの旅が はじまる

      • かざみちきっぷ

        かざみちきっぷ(詩:立春 暦) 風が悠々と渡っていくよ 透明な衣を羽織っているよ ほら 見てごらん 風がわた雲を運んでいくよ ふわふわと どこへ飛んでいくのか きっと誰にもわからない 風が僕らと走っていくよ 背中を押して励ましてるよ ほら 見てごらん 風が笑って話しかけるよ そよそよと なにを話してるのか それは君しかわからない 風が命を運んでいくよ 人の届かぬところへ やがて最期は いつかみんな かざみちきっぷを手にして(僕らは) 空の彼方へ消えていく ※すべての詩

        • 春風の恋歌

          春風の恋歌 (詩:立春 暦) 春風の恋歌を あなたの心に届けたいよ 木々の木漏れ日や その旋律を 私はいつか思い出すだろう 春風の恋歌よ この季節が移ろいゆく時 窓辺に佇み 眺めようとも 私はきっと忘れないだろう 春がきて 夏がきて 秋がきて 冬がきて 四季を廻って風は歌い そしてまた春がやってくる 春風の恋歌を たとえあなたが忘れてしまっても 二人を包んだ あの旋律を 私は永遠(とわ)に歌い続けるだろう ※すべての詩の著作権は、作者に帰属します。 Copyrigh

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        はじめに

          愛と祈りの世界へと

          愛と祈りの世界へと (詩:立春 暦) 深い眠りから覚めて 今 ここにいる幸せを 噛みしめている 私はあの日の事を 決して忘れないだろう 地に埋もれし人々よ 海に沈みし人々よ 安らかに眠りたまえ あれから⻑い⽉日が過ぎた 死を受け入れること 涙は決意に変えて あなたを想うよ 愛と祈りに満ちた この世界で、今 私は生きている 私は生きてゆく それが私の好きな景色 私の愛する故郷を いつまでも胸の中に… ※すべての詩の著作権は、作者に帰属します。 Copyright ©

          愛と祈りの世界へと

          さよなら

          さよなら (詩:立春 暦) さよならパパ さよならママ さよならみんな さよなら故郷 この故郷には パパとママやみんなとの 思い出がたくさん詰まってる あの日から 毎日降り注ぐ 放射能という雨に 怯える人々 さよならパパ さよならママ さよならみんな さよなら故郷 またこの場所へ 帰ってこれますように いつの日かきっと 帰ってこれますように ※すべての詩の著作権は、作者に帰属します。 Copyright © Koyomi TATEHARU & SeigiSound

          さよなら

          ウソツキ

          ウソツキ (詩:立春 暦) ウソツキなんて大嫌い! ウソツキ ウソツキ ウソツキ ウソツキ みんなウソツキ! みんなが言っていた 「目をつぶって心の中で願えば 神様はきっと叶えてくれる」って ウソツキ ウソツキ ウソツキ ウソツキ みんなウソツキ! 何度も何度も目をつぶって 心の中で願っても パパとママはもう帰ってこない ウソツキ ウソツキ ウソツキ ウソツキ 神様なんて どこにも いないじゃないか! ※すべての詩の著作権は、作者に帰属します。 Copyrig

          ウソツキ

          消えた故郷

          消えた故郷 (詩:立春 暦) 「あっ!地震だ!」 大きな地震と大きな津波 地に倒れた人の 波にのまれた人の 逃げ惑う人々の悲鳴があたりに響く 「助けて!」 「死にたくない!」 誰か 誰か 神様 お願い みんなを助けてよ パパとママを助けてよ 私の命と引きかえに 助けてあげてよ それから私が目覚めた時 パパとママはいなかった 海は私の愛する故郷も 何もかもを奪っていった パパ ママ どこへいったの? みんな どこへいったの? 私はここにいるよ ※すべての詩の著作

          消えた故郷

          あの日

          あの日 (詩:立春 暦) また今日も朝がやってきた いつもと変わらない朝 眠いけど 重いまぶたと窓を開けよう ああ 冷たい風が吹き抜けて 私の身体を包みこむ 「おはよう」とパパとママに言って あったかい朝ごはんを食べる おいしいな おいしいな 私はほんとに幸せものだなぁ 「いってきます」とパパとママに言って 学校へむかって駆けてゆく その途中で見つけたあの丘の上 私しか知らない秘密の場所 そこから一面見下ろせば 私の心がときめくの これが私の好きな景色 私の愛する故郷

          今、私にできること

          今、私にできること (詩:立春 暦) 今、私にできること 今、あなたにできること それは歌うこと 愛する者のために そしていつか新しい世界と命と 明日を迎えるために 今、私ができること 今、あなたができること それは祈ること 愛と平和のために きっといつか生まれくる緑と奇跡と 希望を届けるために 今、私に あなたに できること ※すべての詩の著作権は、作者に帰属します。 Copyright © Koyomi TATEHARU & SeigiSoundProject A

          今、私にできること