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デジタルデトックスをした1日。

みなさんは、1日何時間ぐらいスマホやPC、TVなどの画面を見ていますか。iPhoneの機能にスクリーンタイムというどのぐらいスマホ画面を見ているかわかる機能があるのですが、わたしは1週間平均で1日6時間半見ているそうです。

仕事でスマホからメールやチャットを返したり、オンライン会議に参加することがあるので全部娯楽というわけではないのですが、わたしは1日のうち4分の1はスマホを見ていることになります。

肩こりや目の疲れに悩まされることがよくあると自覚があるにもかかわらず、仕事に加えてゲーム、YouTubeやTwitterを見る日々。最近、不調が続いたのでたまには休める日を作りたい。

平日は仕事でPCを使わないということはできないので、休日に定期的にデジタルデトックスの日を作ってみようと決意。昨日、初めて意識して過ごしてみました。

そもそもデジタルデトックスとは?

デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。

デジタルデトックスは、デジタルを完全に手放して生きよう、というものではありません。より健全にデジタルデバイスやインターネットと付き合っていくために行うものです。

電車に乗っている時、友人を待っている時間など、ふとした瞬間にスマホを見ないだけでも新たな気付きがあったり、新しい出会いがあったり、様々なポジティブな効果を体験することが出来ます。

DIGITAL DETOX JAPAN HPより一部引用

完全にデジタルをやめるというよりは、ふとした瞬間に見るのをやめてみましょう。うまく付き合っていきましょうぐらいのスタンス。これなら始められそう。

人混みが少なそうなところをスマホで調べて、家を出たらスマホはカバンから極力出さないことを心がけました。

電車で目的地へ向かう

傘の自販機、初めて見た。

最初は広い公園へいく計画を立てていましたが、混んでいるようで予定を変更して電車で少し離れた河川敷へ。

いつもなら電車の中ではスマホをいじっていますが、今日はスマホをカバンの中に入れて電車内を観察してみることに。向かいに座っている10人を見てみると、7人はスマホを見ていて、1人は熟睡、2人は友達同士で話している。

わたしも通常は電車内でずっとスマホを見ていて目的地まで常に下を向いているな…首や肩が痛くなる要因の1つになってたのかな。と自分の行動を客観視できた気がした。

電車内に貼ってある広告も見てみる。わたしが座っている車両にあった広告は、脱毛・新築マンション・薄毛治療・二重整形・転職の広告。

2年前ぐらいまで見かけていた、旅行や結婚式場の広告はこのご時世柄なくなったんだな…とここ数年の変化を広告で感じました。意外と、目線を上げて見るだけで新しい気づきがあるものですね。

河川敷へ到着

そして河川敷へ到着。人は少なく、暖かい日差しとひんやりした風が心地よい。河川敷に降り立つと、まずは遠くを見てみる。

地元の田舎の河川敷と全然風景が違うことに気づく。わたしの地元の河川敷は遠くに山々が連なっていて、高い建物は3階建ての市役所ぐらいだ。

しかしこの河川敷の奥には山はなく、マンションが立ち並んでいて、企業の大きな建物が見える。地元よりも都会の河川敷を歩いているぞ~、と思いながら楽しくお散歩をした。

近づいてくるハトたち

少し歩くと、ハトがソーシャルディスタンスを守りながら等間隔でひなたぼっこしている姿を見つけた。わたしもひなたぼっこしたくて、輪に入ろうと近づいて段差に座ってみた。

すると、意外にも人慣れしているのか全然飛び立たない。むしろ近づいてくる。エサを持っていないのにわたしはハトに囲まれて大人気になった。5分ほどハトとひなたぼっこして河川敷を後にした。

タリーズコーヒーで休憩

河川敷を後にして少し休憩しようとタリーズコーヒーへ。
ホットドッグとカフェラテを注文。刻んだピクルスがたっぷりで久しぶりに食べると美味しかった。

いつもはスマホを見ているけれど、今日は手帳を持ってきたので朝からこのカフェまでの出来事を書いておくことにした。
まったりしたお昼の時間が流れている。今日のハトとの思い出を書きながら飲むカフェラテは美味しい。

帰宅し、おうち時間を楽しむ。

夜のアロマは無印のさわやかブレンド。

タリーズコーヒーを出て、少し買い物をして帰ってきた。
ご飯を作って、食べ終えたらYouTube…ではなく、お気に入りの入浴剤を入れてゆっくり浸かることにした。お風呂あがりにはぽかぽかのジンジャーティーを淹れる。

そして、いつもよりスキンケアを念入りにしてみる。顔のパックは野いちごと菜の花の香り。顔面がパックで真っ白なわたしを見て旦那がおびえている。パックを剥がすともちもちお肌になった。

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一日を終えて、デジタルデトックスっていいな。と最も思ったことは、自分にとって「余計な情報を拾うことが減った」ということ。

SNSで攻撃的な発言をしている人や、私の中には取り込まなくていいなというワイドショーの内容など、スマホやテレビ画面を見ることを最低限にしたら目や耳にすることが減った気がする。

「鳩かわいいな」「いい天気だなあ」「コーヒー美味しいな」と何も考えず、ありのままを感じて、河川敷を歩いた休日はなんだか頭がすっきりしたように感じた。

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SNSやネットには有益な情報もたくさんあるし、素敵な情報を目にしたときはたいへん嬉しい気持ちになるが、スクロールすると次から次へと色んな情報が入ってくる。
画面を長く見すぎていたことで無意識に情報を取りすぎて知らず知らずに疲れていたのかもしれない。

沢山情報を知ることも良いけれど、インプットを減らす日を作る、脳を休ませることも大事なんだなと気づきました。

仕事柄平日に画面を見ない時間を確保することは難しいし、SNSも楽しいけれど、休日や疲れている時にはこれからも定期的にデジタルデトックスをしてみようと思います。

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手帳が見たいというお声をいくつかいただいたので、最後に今回書いた日記をどうぞ。3連休も半分がすぎましたが、みなさまも素敵な休日になりますように。

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