呑ム碗グランプリ 2023

● 今宵堂『呑ム碗グランプリ 2023』
2023年 3月9日（木）～ 26日（日）
（※在庫の方なくなりましたので3/14で終了しております。）
ハンズ梅田店 12F

なんでやねん、どないやねん。桜の下でちっこい猪口でちびちびなんてやってられるかいなホンマ。かめへんかめへん一升瓶からそのままドンと注いだってや～！そんなアウトドアな吞兵衛はんに、花見へ持ち出したくなる「呑ム碗」を。鶯鳴けば鰹節も踊る春の大阪。いつもより大振りなその酒器へ、笑いと愛をぎょうさん込めてお届けしまっせ～。

地獄の沙汰は金次第、ナニワの味はタネ次第。
六文銭ちゃうで、たこ焼き紋やで～。

お兄ちゃん男前やな〜ほんまシュッとしてるわ〜
外人さんかと思たやんかもうよう言わんわ〜。

呑んで呑んで呑まれて呑んで。
酒と泪と千鳥と千鳥と千鳥と千鳥と・・・。
桜の下は春になると千鳥足だらけで酔い景色。

鳥獣戯画ならぬ鳥獣漫画。
カエルたちはこんなん言うてたらしいで。
知らんけど。

犬が西向きゃ尾は東・・・とは言うけれど、
ころんと丸うなってるんで、くるくる回るだけですワン。
酔いもくるくるまわる呑むワン、
でもレジャーシートの上では安定するかもワン。

コレなんぼしたと思う？
ブランドもんやで。えらい安う買えてん。
なにいうてんのバッタもんちゃうで！

馬と鹿がパカパカ並べば、
馬鹿な出逢いが利口に化けて、よせばいいのに一目惚れ。
花節だよ人生は〜♪　アホちゃいまんねん馬鹿でんねん。

A（アルコールは）H（ほどほどが）O（おいしいわ〜）
とか、
A（あんた）H（ほんまに）O（お酒好っきやな〜）
とか言うて遊ぶ猪口やで。

目出度い紅白の幕の中、春の宴は真っ盛り。
小さな金魚は猪口の中、そら蛇ノ目も紅くなるわな〜。

枯れ木に花を咲かせたら、花見て酒を呷りましょう。
花酒爺が酔う横で、ここほれワンとシロが鳴く。

夜の街をはばたく蝙蝠は、
春の酒場を梯子する呑兵衛の姿。
桜雨降る御堂筋、心変わりな夜の雨〜♪

酒も「ささ」と読むんやで。
めっちゃ好きやねん。

三つ足のカラスは「八咫烏」（やたがらす）。
やたらと盃を枯らしよるねん。
おかわり注いだってや〜。

宴も酣、ここらでひとつ。
ひいて楽しいアミダくじ〜♪
どれにしようかアミダくじ〜♪

みんな大好き乙な杯。

ひやでも燗でも何でもかんでも
トンでもポンでもコンでもニャンでも
延々と呑めるがな〜♪

お酒をプリーズワンモアイ。
もっと呑んでもイースター。
ええかげんにせえ！やめさせてもらうわ〜。
見つめるのは海か星か、
いや呑みすぎて目が据わっているだけのモアイ。

酒にまみれたこの人生。
1コだけ違う字があるらしいで。
探しているうちに酔いが冷めてしまうわ！

桜の木陰の赤い影。
つがいの金魚か錦鯉か？・・・
酔ってしまえば、どうせみんなこうなるんだよ☆

大阪で生まれた女やさかい
モードと言えばヒョウ柄や。
アメちゃんあげよか〜？

六甲おろしに颯爽と。
酒をもっと呑みタイガー？
いや、猛虎れ以上呑まれへん！

ブタもおだてりゃ木に登る。
ブタが逆立ちで猪口になる。
ピンクの桜の木の下で
ピンクに頬染めるピンクブーブー。

絵やなくて字やで。 絵唐津やのうて英唐津や。
SAKEやSAKE！
SAKE買うてきてんか〜。

どっかで 見たことあるよーな、 ないよーな。
架空の銘柄を付けた「偽ノ銘猪口（ぎのめちょこ）」。

「の」の字の花が 野に六つ。
「のむ」と駄洒落れて 呑まへんか？

酒を注いだ器の縁から
夜の帷（とばり）が降りてくる。
宵闇の大阪は、 二人づれ恋の街・・・。

澄ました顔の へのへのもへじ。
酔いが回って猪口も回れば、
べろべろもへじの一丁上がり。

腹が立つときゃ茶碗で酒を
呑んで暫く 寝りゃなおる。
都々逸詠んで酔いなはれ。