こよ

「きょうのおと」 →ほぼ毎日更新しているエッセイ。 本・映画・音楽・海外サッカーが好…

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「きょうのおと」 →ほぼ毎日更新しているエッセイ。 本・映画・音楽・海外サッカーが好きな30代。東京在住。ライターの仕事も少々。思ったこと、感じたことを書いてみる。

最近の記事

Vampire Weekendが選んだサマータイムサウンズ

僕の大好きなバンドであるヴァンパイア・ウィークエンドのメンバーが選んだプレイリストがとても良かった。 自分の知らない音楽に出会うのは、いつだって楽しい。 思えば、ミュージシャンに限らず、小説家や俳優などのアーティストとして大成している方々は、必ず良い音楽・小説・映画を体験してますよね。 表現するためには、その何倍もの量の表現をインプットする必要があるんだろうな。

    • 2024年の映画館で観たスラムダンク

      映画館で復活上映された『THE FIRST SLAM DUNK』を観に行ってきました。 2022年12月に公開された際は、観に行くことが叶わず、念願の初観賞。 現在はNetflixでも観ることができますが、やっぱり映画館で観たいなと思ったので、この機会に行ってきました。 上映中はもう引き込まれ続けて、感動しっぱなしでした。 映画を観て、まず感じたことは「我を忘れる」くらいに物事に打ち込んだことって、最近あったかなということ。 もちろん日々の仕事も一生懸命がんばってい

      • 夏休みに読む「火の鳥」

        今日は家で読書をしたり、テレビゲームをしたりして過ごしていました。 図書館で借りた本の中でも、手塚治虫さんの「火の鳥」は印象的だった。いつ読んでも面白い。 時代背景や登場人物はバラバラでも、火の鳥を巡る人間の欲深さ・生きることの尊さを丁寧に描いている。 連載開始から今年でちょうど70年経った今でも、私たちに様々な示唆を与えてくれる名作。 70年前の人たちは、火の鳥を読んで何を感じ取っていたのだろうか。きっと僕と同じようなことを思っていたのだろうと信じている。

        • 夏に食べたいもの

          枝豆・スイカ・桃・とうもろこし・冷やし中華・アイスクリームなどなど。 思いつく限りの「夏に食べたいもの」を書き並べてみました。 夏に食べたいものって、夏に食べるとよりおいしいって感じるものですよね。当たり前だけど。 夏に食べたいものを、冬に食べても良いんだろうけど、やっぱり夏に食べるとおいしいものは夏に食べるべきですよね。 何事もしかるべき時期ってある。流れに逆らわず、それに乗るって大事だなって思いました。

        Vampire Weekendが選んだサマータイムサウンズ

          日本で感じたブラジルの夏

          先月、代々木公園で行われた「ブラジル&ラテンフェス」というイベントに行ってきました。 酷暑が続いている日本に住んでいる身としては、日々の生活で、いかに体力を使わずに過ごすか。そんなことばかり考えてしまっていました。 そんな中、今回参加したフェスティバルの出店で働いているブラジル人のスタッフの方々は、実にパワフルだった! アイスクリームを購入した出店のブラジル人の方と少し会話しただけで、すごく元気をもらえたんです。 こう毎日暑いと、残りHP(RPG風に言うと)をいかに減

          日本で感じたブラジルの夏

          夏休みの図書館

          昨日から、会社の夏季休暇に入りました。 特に予定もないので、ふらっと近所の図書館へ。 冷房も効いている館内でゆっくり読書を楽しむ。 こんな体験がお金をかけずに楽しめるのは、ある意味で贅沢だなと感じます。 借りた本は、村上春樹さんのエッセイ本「村上T」や、サッカー解説者の小澤一郎さんの「サッカー戦術の教科書」など全部で6冊ほど。 会社の夏季休暇の間に、たっぷり読書して過ごしていきたいと思います。 子どもの夏休みにも、おとなの夏休みにも、図書館はいつも心強い味方です。

          夏休みの図書館

          坂本龍一 | opus を聴いて

          本日8/9に、坂本龍一さんの長編コンサート映画「opus」の音源リリースされました。 僕も2回ほど映画を観ましたが、音源で聴くとまた格別。 Apple Musicで音源を聴いたのですが、空間オーディオにも対応しているので、ピアノのタッチが生々しく、臨場感たっぷりでした。 教授がまさに目の前でピアノを弾いているような繊細で優雅な音楽。 一つ一つ音を大切に紡いでいくような教授の覚悟を感じる素晴らしいアルバムです。 僕自身、しばらくずっと聴き続けると思います。 #きょう

          坂本龍一 | opus を聴いて

          「きょうのおと」

          今日からエッセイを書いてみようと思い立った。 きっかけは、エッセイストの松浦弥太郎さんの著書『エッセイストのように生きる』を読んだこと。まずは後先考えずにエッセイを書いてみよう、そう思えたのだ。 エッセイは、変化の記録だそうだ。まあ、本にそう書いてあったので。 これからの自分がどんなことを思い、どんなことをエッセイに書いていくのか。自分自身が一番愉しみにしている。 ちなみに、エッセイを書くからにはタイトルのようなものが欲しいなと思ったので、何となく思いついた「きょうの

          「きょうのおと」

          「La Nota 〜キーワードで辿るスペインサッカー〜 」参加レポート

          2023年12月13日に行われたnoteとU-NEXTのコラボイベント「La Nota 〜キーワードで辿るスペインサッカー〜 」に参加してきました。 スペインサッカー好きとしては見逃せないイベントだったので、参加できて嬉しかったです。 今回イベントに参加してみて、個人的に良かった点を三つ挙げてみました。 一つ目が、人気実況者・解説者である倉敷さん、小澤さん、桑原さんの楽しいトークがライブで聴けた点! ラ・リーガ中継の魅力でもある、ときにサッカー以外のカルチャーも交えた

          「La Nota 〜キーワードで辿るスペインサッカー〜 」参加レポート

          1888年と2023年の東京の喫茶店

          1888年、東京・上野に誕生した可否茶店。 このお店が、日本に初めて出来た本格的な喫茶店とされています。 1888年。当時の人々にとっても、コーヒーを読む時間はきっと大事な時間だったに違いない。 1888年。どうやら、この年の12月23日に、画家のゴッホが自らの耳たぶを切り取ってしまったとされている。 天才画家の心情を想像してみる。 2023年。東京の片隅の喫茶店で、この文章を入力している。 135年前の人々が、どんな気持ちでコーヒーを飲んでいたか想像してみる。

          1888年と2023年の東京の喫茶店

          ひさしぶりに、近所の図書館で時間を過ごして感じたこと

          休日に、ひさしぶりに近所の図書館に行ってみました。 このところ仕事に追われていて、なんとなく気持ちに余裕が無かったので、気分転換に読書がしたかったからです。 普段から書店には足を運んでいますが、ここ最近買った本はビジネス書が多くなっていました。 現状よりも、いかに豊かな暮らしを送るか。そのヒントを求めて書店に通っていましたが、知らず知らずのうちに、それに少し疲れてしまっていたのかもしれません。 一方、図書館に並んでいる本は、なんとなく時代性・流行からは少し逸脱した本が

          ひさしぶりに、近所の図書館で時間を過ごして感じたこと