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結論、結婚する意味を考えなければいけない相手とは結婚しない方がいい。

最近、尊敬するジェーン・スーさんの『お疲れ、今日の私』を友達3人から薦められた。

それはきっと私がスーさんを好きなことを知っているからではあると思うが、同様に幸せな恋愛をしていないと思われているかも知れないと少し勘繰ってしまった。笑

久しぶりに就活時代の友達と話をしている時に…いつものように彼の話をした。

恋愛は相手を通して自分をみるという仁村ヒトシさんの名言があるが、どうやら私が向き合っているのは私ではなく、相手そのもののようだ。

私は元々自尊心が低いタイプだったけど、大人になってからそれなりに肯定感を手に入れていると思っていたが、今は恋愛に対しては肯定感が下がっていることを友達の会話を通して感じた。
自分自身は過去の自分と比較ができないからやっぱりこういう時古くからの友人の言葉には占い師以上の信ぴょう性があると思う。

私は恋愛至上主義なところがあるので、好きになると相手に振り回されるのも悪くないと自分を肯定するために、理由を作る。

先日飲み仲間の男友達と飲んでいる時に、『結婚願望はあるが、今の彼女とは1ヶ月後くらいに別れて新しい人を見つけたい(交際歴2年)』という話を聞いた時に、今の彼もそんなこと思ってたりするのかな?って思ったことがある。

いまは結婚に技術が必要な時代だし、わざわざ結婚なんてしなくてもそれなりに生活できる財力を持った今、果たして結婚したい理由はなんなんだ?なんて、婚活に行き詰まったアラサーが口にしそうな言葉を口にしたくなる。しかし、そもそも結婚することに理由を探さないといけないような相手と付き合っている時点で、結婚はしない方がいいのかも知れないと思ったりする。


30を過ぎると示しを合わせたように、結婚、出産ラッシュが始まる。20代の頃に早めに結婚出産を終えた友達は、また新しいステージで悩みを抱えている。

わかっている。結婚も出産もあくまで自分の人生のコンテンツだ。

今の時代結婚も出産もしたくないと声を大にして言っている人がいるからこそ、元々意味を追求しなくてもよかった結婚に対して意味を追求したくなるのかもしれない。


私は一度バツイチになった経験があるから、未婚でいまだに結婚していない友達からは『むしろそっちの方がいいよ』なんて軽々しく言われるけど、私の中ではセカンド童貞みたいなもんで、年々結婚へのハードルは上がるばかりだ。

前の旦那と離婚する時に、離婚した人の再婚率は3年で70%くらいっていう数字を見て安心していたが、そろそろ離婚してから6年が経とうとしている。

結局は、結婚も出産も離婚も再婚も、その人においてのベストなタイミングがあるわけで、一人で解決できない事象だからこそより慎重になってしまう気がする。

今の時代は、とてもいい時代なのかも知れないが、私にとってはやはり自由は不自由だと思ってしまう。


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