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自分のカタチを愛しなさい
この言葉は先日うちの会社にドラァグクイーン兼エッセイストであるブルボンヌさんが講演中にプレゼントしてくれた言葉だ。
その時の講演テーマは「自己肯定感について」というテーマだったが、LGBTの方たちの生き辛さやそこからの現在にいたるまでの話を聞いて、きっとマイノリティと言われる人たちの中だけではなく、マジョリティとしての生き辛さを感じる部分もあるなと思った。
私は常にマイノリティである自負があったし、マイノリティであることがかっこいいと思っていたマジョリティ側の人間だから、もしかしたら感受性が豊かなだけでもっともっと言葉にしきれない感情を抱いている人たちがこの世の中にはいるのかもしれない。
先日ひさびさに行った占いで「あなたの旦那さんすごい繊細な人ね。でも空気読めないからその一言で悪意なく何人も傷つけちゃう人だから苦労するでしょ?」って言われたときに首がもげるほど共感した。
それは、私が独立をしたいという話になったときに「何で独立するか?」を考えていて、その構想を彼にブレインストーミングしていた時のことだった。
「わたし、プラスサイズの服をプロデュースして販売したい!」
という一言に対して、「いやプラスサイズじゃなくていいやろ、痩せれば」という一言を放ったからだ。
なんていうんだろう、ここまで悪意なく原爆のように私の自尊心を破壊してくる一撃をくらわせてくるなんて本当にとんでもない男だと思ってしまったのだ。
それでも、周囲の人たちは私の「生き方(カタチ)」を全肯定してくれている人たちがあふれているので、多分ここまでそれなりに自己肯定感高く生きれている気がする。
だから、言ってやりました。
「自分を大切にできない人は、他人も幸せにできないから、あなたはもっと自分のカタチを愛しなさい」と。
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