見出し画像

あなたは使う側ですが、使われてしまう人ですか?

〜道具を使うのはあなたです〜

 今の車は便利なもので、非常に多彩な安全機能がついています。 私も何度も助けていただきました。
 ですが、車を運転しているのは誰でしょうか。車ですか、それともあなたですか。


 ちょうど、私の近くに高(こう)さんという写真が大好きな人がいます。
 高さんは実家が裕福で、持ってないカメラを探す方が大変なぐらいカメラを所有していますですが、何度も写真展に応募するのですが、入選することがありません。
 私自身も高さんの写真を見せてもらいますが、ものすごく綺麗なのですが、何か感じるところがありません。すごく淡白です。
 ある時に写真の大家であられる加藤さん(仮名)とお出合いする機会があったので、こっそり入選の基準を伺いました。
 そうしましたら、「純粋に心を打つ写真を選ばれている」ということをお教えいただきました。

 私は「綺麗な写真ではダメですか」と、質問いたしましたら、加藤さんからは「ダメです」と、 はっきりと言われてしましました。

 加藤さんが仰られるには「芸術的な構図も大切ですが、その写真から物語が読み取れ、メッセージを発するものでなければ自分はその写真を選考しない」と、続けられました。
 なるほど、どんなに綺麗な写真を撮っても、それに心がこもってなければ人は評価をしてくれない。写真を撮るのは、あくまでも「人間」なんだ、と学ばせて頂きました。

 カメラはあくまでもカメラ。カメラを使う人間が知識や情緒が深くなければ、価値が見出されず、人から必要とされないものだと、厳しくも本質をついたことをお教えいただきました。
 日々、道具を正しく使えるように知識と情緒を磨いていきたいものです。


 また、感性の磨き方や情緒を深くするためには、私は「瞑想(めいそう)」が一番効果的だと思います。ご興味のある方は↓へお進み下さい。

https://x.gd/3OotV

 高野山千手会ライン公式アカウントでは、無料でご質問受付や相談を行っています。
 よろしければ↓をご登録下さい。
https://lin.ee/8PB3nVo

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?