お塩のちょっと面白い話
みなさん、いつもお塩は何をつかってますか?
スーパーに行くと調味料売り場に様々なお塩がならんでいますね。
アジシオ、伯方の塩、海の精、ピンクソルト…
塩なんてどれも大した違いがないでしょ?と思われがちですが、それぞれぜーーーんぜんちがうのです!
味がちがう
お料理などに入れると差がわかりにくくなったりもしますが、お塩そのものを食べてみるとその差は歴然。
きりっとした塩味が強い物、まろやかなもの、うまみを感じるもの…
同じ塩でも粒の大小でまた味わいが変わったり…
なんで味が違うのか
結論から言うと「成分が違う」からですね。
安価に流通している物は塩化ナトリウムが主成分。
なめてみると「しょっぱ!」という感想以外なかなか出てきません。
しかしながら、塩の素である「海の水」(日本は島国なので海水が素の事が多い)は塩化ナトリウム以外にもたくさんのミネラルを含んでいます。
そのミネラルをしっかり残した塩は、まろやかだったり甘味を感じたり。製法によっても味わいが変わりますが、おいしい塩はもれなくミネラルがしっかり残っています。
特に沖縄の塩はマグネシウムを多く含んだものが多く、味わいもさることながらそのミネラルバランスでトレーニーにも人気ですね。
アーユルヴェーダから見た塩
塩(主に岩塩)も「スパイス」の一種として考えます。
温性で、消化を促進し、お腹のガスを抜く。
たんぱく質と一緒に取ると良いとされています。
アーユルヴェーダはインド南部とスリランカで発展しましたが、生まれたのはインドの北部、ヒマラヤ山脈。
現在のハーブが主流の物と違い「鉱物」をメインに処方していたのだとか。
そう考えると「鉱物」である「塩」もスパイス扱いなのが納得ですね。
終わりに
島国である日本には良質なお塩がたくさん!
ぜひお気に入りをみつけてみてくださいね。
ちゅんこやは沖縄の「ぬちまーす」と青ヶ島の「ひんぎゃの塩」、「ピンク岩塩」(これは日本産じゃないけど!)を常備してますっ🐐
暑い日が続きますので、ミネラルたっぷりの良いお塩で夏をのりきりましょ~