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NHKクロ現「女性のひきこもり」捏造報道の真相4(取材編4)

その3(取材編3)からの続きです。

夫婦で話し合った結果、番組出演を承諾することにしました。

テレビ番組に顔出し出演することで、ネットで叩かれたりリアルで何か言われたりするリスクも考えました。でも、こんな機会はめったにない、チャンスだと思ってしまったのです。
自分の経験の幅が広がるし、少しは世のため人のためになるだろう。そうすれば、長いあいだ孤立して一人もんもんとしていた過去も、けっして無駄にはならない。やってみる価値はあるのではないかと。

こうして、長時間の打ち合わせを2回(合計5~6時間くらい)こなしてようやく、撮影の日を迎えました。

私たち夫婦が「みんなでひきこもりラジオ」のリスナーであることは、NHK仙台局の「東北ココから」に声だけ出演したときに冒頭で話していて、本局のディレクターも当然それを知っていたんですよ。夫婦でラジオを聴いているところを撮りたい、と言われたので、ラジオの放送日に合わせて1回目の取材が行われることに。

自宅を使うので何かと準備が大変でした。それこそ「1日6時間」レベルの大掃除をして、あちこち片付けて……夫は取材に合わせてわざわざ仕事を休んでいたし。ちなみに取材協力費なんかありません。無報酬です。

取材班が到着したのは16時ごろ。それから20時に「みんなでひきこもりラジオ」の放送が始まるまでのあいだに、家の中の撮影やインタビューをしました。

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