「これからはコミュニティの時代」って言われるけど…

よく、
「これからはコミュニティの時代!」
と言われてるのを見たり聞いたりします。

理由はいくつかあると思うのですが、僕自身どうもしっくりきていなかったんです。

箕輪さん

Voicyにて、箕輪さんがコミュニティについて話されていました。
それを聞いて、すごく腹落ちした感覚がありましたね。

なので、箕輪さんの配信を聞いてもらえれば、今日の僕の記事は読まなくても大丈夫です。笑

AIの進歩によってどうなるのか

やはりキーワードはAIですね。
もうこの流れは不可逆かと。

AIが進歩することでどうなるかというと…

例えば、人間が今まで10の価値を生み出していたものを、AIは100の価値を生み出すようになる分野が出てくるかもしれません。
そうすると、
「この領域は、人間がやるよりAIがやった方がいいよね」
ということになる。

テクノロジーに強い人たちは、AIを用いてどんどんと価値を生み出していくでしょう。
そして、AIが生み出した価値で、その対価としてのお金を人間に分配できるようになる。

すると、徐々に人間はAIに仕事を任せて、暇になっていきます。
もちろん、いきなりそうなるわけではなく、少しずつ緩やかにということですね。

AIをガンガン使って価値を生み出していく人がいる一方で、その真逆の人たちは小さなコミュニティを作り出すということです。たぶん。笑

成長感と貢献感

そのコミュニティでは、それぞれが得意なことをやってコミュニティに参加することになります。
そうすると、それが「役割」となり、メンバーから感謝されたりします。

それによって、コミュニティが成長していくと、
「コミュニティの成長に自分が貢献している」
という快感や満足度が生まれるのだと思います。

僕も、オンライン・オフライン含めていくつかコミュニティのようなものに参加しています。
そこで、自分なりに行動した結果、感謝されたり役に立ってる感を感じられると、やっぱりうれしいんですよね。特にお金をもらわなくても。

そのように、「コミュニティに貢献している感」を感じられたり、「コミュニティが成長している感」を感じられたりすると、お金という報酬をもらわなくても、それ自体が報酬になっているのかもしれませんね。

人の本質的な欲求は変わらない

結局、人間の本質的な部分というのは変わらないのでしょう。
人間は社会的な生き物で、誰もが承認欲求を持っています。
コミュニティに所属して、承認欲求を満たす、ということがこれから重要になってくるのかもしれません。

少し前までは、このコミュニティが「会社」だったんでしょうね。
終身雇用が前提の時代においては、会社がコミュニティである種「家族」のような存在のこともあるかもしれません。

会社に尽くして、その結果会社はどんどん成長して、賃金も上がって…
というのが高度成長期の日本だったのでしょう。
でも、その時代はもう終わりました。

ここで、AIが一気に進歩してきました。
では、人間はなにを求めるようになるのか。

そういう視点で見た時の「これからはコミュニティの時代」という意見には理解できたような気がします。

まだまだ自分の中での考えは浅いので、引き続きこの辺りについては思考を巡らせていきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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