エージェントの方と面談し、現実を直視する|転職活動奮闘記 Vol.05

今回は、エージェントの方と何回かに渡って面談した様子を書いていこうと思います。

個人のエージェント

まずは、「完全紹介制で個人で活動しているエージェントの方」です。
紹介してもらった経緯は、以前の投稿で書いているので、そちらも気になれば読んでみてください。

初回の面談

初回の面談では、エージェントの方から簡単に自己紹介がありました。

その方は、もともとは大手の企業に所属してエージェントとして活動していたそうです。
その時に、働き方にいろいろと疑問を持っていて、独立することにしたとのこと。
「紹介制にすることで、広告料をかけない代わりに、より求職者に寄り添った誠実な提案がしていきたい。無理に転職させるようなことはしたくない。」
ということをおっしゃっていました。
また、「転職させて終わり」ではなく、その後もお付き合いできるような関係性を築きたいというスタンスということで、とても好印象なエージェントさんですね。

他には、僕のこれまでの経歴の確認、現職での不満や転職で変えたいことなどをすり合わせしました。

2回目の面談

2回目の面談では、さっそく求人を紹介してもらうことに。
10社ほど求人を紹介してもらいました。
ITやテクノロジーを使って課題を解決しているような企業で、業種はさまざま。
それらを見て、「いろんな会社があるんだな〜」という単純な感想を持ちましたね。笑

エージェントの方から、
「なにか『ここはあんまり興味ない』とか『こういう会社は紹介してほしくない』などありますか?」
と聞かれ、
僕は、
「年齢的にも書類選考が通る確率はかなり低いと思っているので、基本的には全て応募するくらいの気持ちでいます。」
と答えたところ、エージェントの方は、
「まさにおっしゃる通りですね。笑」
と。

あらためて、今回の転職活動はなかなかハードなものになりそうだなというイメージを持ちました。

大学の先輩

次は、大学のサークルの先輩です。
こちらも、以前の投稿でそれまでの経緯を書いているので、もし興味があればそちらも読んでみてください。

初回の面談

大学の先輩ではあるものの、現在は会社の代表取締役というポジション。
その会社の事業の一つとしてエージェント事業をやっているという形です。
なので、初回の面談が始まる前は
「どんな温度感で面談するんだろう?」
というドキドキといかワクワクというか、変な緊張感がありました。

そして、いよいよ面談当日。
画面が繋がると…

そこには、当時と変わらない先輩の顔が。
なんかニヤニヤしてる。笑

「おう、久しぶりじゃん。元気?転職活動してるの?順調?」
「なんかできることある?」

と、すごくラフな感じでスタート。

軽くお互いの近況を話した後に、本題に入ります。
僕は「転職活動について、本音ベースで対応してほしいです。」ということを伝えました。

先輩の方からは、以下のようなことを伝えられました。
・転職理由や転職の軸がまだ曖昧→これらがしっかりしてないと、転職した後にうまくいかない
・転職におけるMustとWantを明確に
・IT業界に対してある側面からしか見ていないような印象
・転職ってそんなに良いものではないし、転職しなくても済むならその方がいい

といった感じで、まだまだ転職活動に対して準備不足ということを実感させられました。

また、先輩からはこんなことを言われました。
「変なエージェントに捕まると良くないから気をつけてね。」
「俺は、無理に転職を勧めるということはしないので。」

初回の面談では、すぐに求人を紹介するという感じはなく終了。

2回目の面談

次の面談では、本格的に転職活動をする前に確認しておくべきことなどを教えてもらいました。

具体的には…

・年齢的なことや家族がいるという状況を踏まえて、転職が必ずしも良いというわけではない
・転職することで諦めるものや捨てるものがあるということを理解しておいた方が良い
・今までは「有形商材」を扱っていたが、IT業界でいわゆる「無形商材」ということで今までの経験をアピールできない
・今回の転職は、次へのステップという位置付けになる可能性が高い
・応募先の企業には、「あなたは老舗の食品メーカーで、ぬくぬくと社歴も長くやってきたけど、うちみたいなベンチャーで本当にやっていけるの?」と思われる→面接でそこをいかに納得させられるか

など、楽観的な話ではなく現実的な話がメインでしたね。
なかなかこのように、エージェントとしての経験もある方から客観的な意見を聞く機会も貴重だと思うので、有意義な時間となりました。

あらためて、自分の現在地やどのような考え方を持てばいいのか、ということを把握できました。


次回以降は、いよいよ実際に面接に進んだ時の様子などを書いていきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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