前職はどんなところだったのか?|転職活動奮闘記 Vol.01

昨日の投稿にも書きましたが、
転職活動に関するあれやこれやを
noteに投稿していき、
最終的にそれらをまとめて
Kindle出版しようと考えております。

ということで、
さっそく今日から書いていきたいと思います。
今日は、
「前職(まだ正式に退職していないので、まだ現職ですが)はどんな会社だったのか?」
というテーマです。
書ける範囲で。笑

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僕は、新卒で某大手食品メーカーに就職しました。
就活を始めた時は、ちょうどリーマンショック直後。
当時の価値観では、
「大企業で安定している会社に就職できたら勝ち組」
といったようなものが、
まだまだ多数だったように思います。

そんな中、いわゆる大企業の社員として
僕のキャリアはスタートしました。
最初に配属されたのは、
小売事業本部の中のストアベーカリー事業部・直営店課。
具体的には、直営店の店舗運営・店舗経営をする店長職ですね。

入社後しばらくは研修期間があり、
その後に店舗へ配属されました。
2年目の後半には、初めて店長を任されることに。
その後、2〜3年ごとに異動があり、
計3店舗で店長を経験しました。

今思えば、
この店長職の期間は良くも悪くも
かなり特殊だったように思います。
良かったのは、
実店舗の運営をする経験はなかなか貴重だったな、と。
日々、売上・原価・人件費などの数字を管理したり、
アルバイトやパートのスタッフさんとコミュニケーションをとったり、
新しいスタッフを採用するために募集をかけたり面接をしたり、
時にはクレームの対応をしたり…
さまざまな経験をすることができました。

一方で、
店長職はどうしても、朝が早く長時間労働になりがちです。
慢性的な寝不足に陥っていて、休日出勤も多かったですね。
今思えば、もっと仕事以外の時間を作って、
勉強したりプライベートの時間にあてたりすればよかったのに…
と思うこともありますが。

また、キャリアという点で見ると、
なかなか汎用性の高いスキル・経験は積めなかったかな、と思います。
まあ、当時はそこまで先のキャリアということまで考えてなかったですね。
というより、日々の仕事に忙殺されていて、
考える余力がなかったように思います。

29歳あたりに、転職活動をしました。
ただ、この時は漠然と
「この先、このままでいいのかな?30歳になる前に転職活動をした方がいいんじゃないか…」
と、ふわっとした感じで転職活動をしていたように思います。
そんな感じだったので、
あまりうまくいかずに、
「今の会社で頑張ろう!」
という形に落ち着くことになります。

31歳の時に、転機が訪れます。
社内異動という形で、営業職へ。
そして、東京から愛知県へ。
家族での引っ越し(妻は妊娠中)だったので、
なかなかハードでしたね。

仕事内容も、環境も一変することになります。
同じ会社とはいえ、
職場環境も人間関係もリセットされて、
転職するのと同じくらいのインパクトがあったように思いますね。
今までは、店長として一応は店舗のトップ。
そこから、営業マンとして先輩や上司のいる、
いわゆる会社のピラミッド組織にどっぷり入ることになります。

商材は、自社製品であるパンの冷凍生地。
基本的には顧客は法人で、今まである程度の関係構築ができているような関係性です。
「有形商材、法人営業、ルート営業」という形ですね。
中には、スーパーマーケットチェーンのバイヤー様が顧客の定期商談という、
なかなか難しい仕事もありました。

会社のカルチャー・文化はどんなものか、というと…
大企業ならではなのでしょうか、
「年功序列」「終身雇用」「保守的」といったワードが当てはまるかと。
あとは、社内の細かいルールが多く、
最初のうちはそれを覚えて守るのに
エネルギーを使っていたように思います。
むしろ、ルールを守るのが仕事くらいの感じでしたね。笑

社内の評価がどのように決まるのかというと、
ほとんどが上司に気に入られるかどうか、
そして社内の上の人にどれだけ認知されるかどうか。
営業として数字を出しても、それらができないと査定は上がりません。
あと、ルール違反や事故・怪我を起こしたら、一気に査定はどん底に落ちます。笑
なので、自然と
「あまり波風を起こさずに、下手に目立たないように…」
という考えになる人が多いように思いますね。

と、そんな環境の中で僕は、
「会社の一歩外に出たら、なにも持ってないよな…
なにかスキルを身につけないとヤバいんじゃないか…」
考えて、
プログラミングやWeb制作・Webデザインを勉強することになります。
それが最適な行動だったかどうかはわかりません。
でも、行動してとにかく一歩でも前に進むことが大事でした。

そうして会社の外でいろいろと活動していると、
同じように現状を少しでも良くしようと行動している人と繋がることができます。
そんな人たちに共通しているのは、
みんな「前向き・ポジティブ」「常に挑戦してる」ということ。
僕自身もそんな人たちから刺激を受けて、
考え方や価値観もアップデートされていきました。

一方で、会社の中は上記に書いたような空気感です。
ビジネス書を読んでいようものなら
「うわ、なにお前、本なんか読んじゃって意識高いね。」
なんて、嘲笑されることも…

そんな環境に、すごく居心地が悪くなっていく自分がいます。
「このまま数年後もこの環境にいたら、自分が腐っていってしまいそうだな…」
「転職…でももう30代半ばだし、遅いよな。」
「家族もいるし、今から業界を変えるとなると、年収も下がるし現実的じゃないよな。」
と、なかなか転職活動をするには至らなかったのですが…

あることがきっかけで
転職活動を真剣に考えるようになります。

To Be Continued.


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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