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ラーメン屋さんの裏口で

 四条烏丸にある職場からざっくり言うと壬生にある自宅まで歩いてだいたい三千歩くらいです。三千歩も歩いていると毎日何かしらの気づきがあるもので。いや、むしろ何かしら気づきを求めているといえます。何も気づきがなく同じ道を歩くのは退屈なので何かしら気づきたいと思って歩いています。日々の仕事にも同じことが言えるかもしれませんね。日々、同じ作業の繰り返し。倦んできてもおかしくないところ、それが避けられているのは何かしら新しい気づきを探しながら仕事ができているからなのでしょう。そう思いたい。

 今日は帰り道、タバコを吸いながら歩いている人を5人も見かけました。JR二条駅に隣接するビビ二条っていう商業施設の喫煙場所が撤去されたのがもう3年くらい前やと思いますが、あれが撤去された頃くらいから、路上喫煙を見かけることが本当に増えました。吸っていい場所が少なすぎるんだと思います。

 飲食店の入口付近でタバコを吸っている人たちは8人ほど見かけました。店内が禁煙だから外で吸っているんだと思いますが、外も本来なら吸ってはいけない場所なのではないかしら。って思うんですよね。灰皿が置いてあるところならまだしも、灰皿のないところで吸っておられる方が何人かおられましたので、それってどうなのかしらって思うんです。お店の中で吸われるのは困ります、外で吸う分にはウチとこでは何も言いません、っていうのはいかがなものなのか。タバコを吸う人がイヤなのではないんです。吸いたい人は吸えばいいと思うし、あまりにも規制が強いのはどうかと思う。公共の場所にもっと堂々と吸える場所が増えてもいいんじゃないかと思うんです。いっぽうで、店内禁煙だからといって暖簾の前に紫煙が立ちこめていると「お店の中さえよければいいんやー」ってなりませんかね。いや、お店の外のことまでお店の人がとやかく言えないんでしょうけれど。お店の顔の部分が煙だらけになっちゃうくらいならお店のなかで吸えるようにしちゃえばいいのにって、それはそれでなかなか難しい問題ではあるんでしょうけど。予算的に難しいかもしれませんが、外の一角に喫煙スペースを作って「どなたでもご利用いただけます」にしておけば普段、路上喫煙しちゃってる人たちもありがたいわけで。まぁ、お金のかかることだから簡単なことではないですが。

 と、そんなことを思いながら帰っておりますとラーメン屋の裏口からこの世のものとは思えない怒声が聞こえてきまして、どうやら店主らしき男に若手が罵倒されてるみたいなんですが、あれは中のお客さんに聞こえないように外で叱っているんでしょうね。罵声を聞きながらラーメンは食いたくないし、お客さんには優しいのかもしれませんが、いずれ客になるかもしれない私たち通行人もできれば聞きたくないんですが。。どういうわけか、今日はやたらお店の外と中の問題について考える帰り道でした。

#令和4年3月15日  #コラム #日記 #エッセイ
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