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いい推しの日と新吊り橋効果

11月4日は「いい推しの日」っていつ決まったんでしょうか。知らずうち、どんどん新しい記念日が生まれます。

「推し」といえば、つい先日、尊敬する人生の先輩(恋愛対象としてではなく大好きな年上の男性)が、私の「推し」のことを嫌いであることが判明してショックでした。

なんとなく、普段の会話のなかで、ああ、おそらく好きではないのだろうな、と思ってはいたのですが、SNSの投稿で、私の「推し」のことをけっこうな勢いで否定していたので、「ああ、やはりそうなのか、、、」と思った次第です。

だからといって、私がその方を好きであることに変わりはありませんし、その方にしたって、私が彼の人のことを好きであることによって私のことを嫌うということは無いとは思いますが、不思議なもので、太かったと思っていた私とその方を繋ぐ橋が、ちょっと気をつけてバランスをとらないといけない吊り橋のように感じられてしまうのです。

しかし、知らずうちに信頼しすぎて寄りかかってしまっていたのだろうとも思うのです。どれだけ気のおけない間柄であっても、信頼の糸を太く太く紡いでいったとしても、それにもたれかかってしまっては、その糸はすぐにほつれてこんがらがってしまうのです。自分の「推し」を嫌いだったくらいのことで、揺らいでしまうのは、きっともたれかかっていたからであり、そうならないためには、どんな相手に対してであっても、姿勢を正して起立していることが大事で、結果、そうすることが一番、楽なのではないかと思います。

親しき仲にも礼儀ありっていうのは、実はそういうことなのかもしれないし、好きな人を相手にする時こそ、吊り橋を渡る気持ちでのぞむくらいのほうが愛は育めるのかもしれない。これを新吊り橋効果と名付けよう。

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