読書の記録 佐藤郁良『俳句を楽しむ』

八年くらい前？もっと前かな。短い期間でしたが俳句の番組を担当してまして。その頃は遠い世界のものでしたが、当時のご縁が熟成されて今、新たに俳句が身近になったことで、ちゃんと勉強してみることにしたらめっちゃ面白いやん。当時、番組をご一緒していた小池康生先生はお亡くなりになってしまいました。どうして先生のご存命の頃に興味を持てなかったのか、と悲しい気持ちも抱えながら、岩波ジュニア新書の『俳句を楽しむ』を読み終えたらば、巻末あたりに「若者を中心とした同人誌」が紹介されており、そこに小池康生先生の名前が出てきてはからずも泣いてしまいました。

岩波ジュニア新書ですから、もちろん若者向けの入門書なんですが、初心者に年齢なんぞ関係ないですから、一冊読み終えただけでかなりレベルアップした気分でおります。著者の佐藤郁良さんは毎年二千句以上作ってるらしいので、そのくらいは私も最低限やらねば！と思いました。

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