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残念な3パターン

 先日、仕事で関わりのある方にNHK語学講座のアプリのことを教えたらすごく興味を持ってくれて今日は「こないだ教えてくれた語学講座のやつ、英語のテキストを買ってきたよ」と言ってそのテキストを見せてくれました。別にNHK語学講座の回し者とかではないですが、こういうのってなんか嬉しいものです。自分が面白いと思っているものについて気持ちのまま紹介したら相手の琴線に触れたということも嬉しいし、さらにさっそく行動に移してくれたというのも嬉しい。どこを見渡しても負の要素が無いのが素敵じゃありませんか!
 
 ありがちな残念なパターンをいくつか列挙していきます。

1「NHK語学講座のアプリ、めっちゃいいですよ」
「そんなのより全世界のラジオ局の放送が聴けるアプリがあるの知ってます?」

2「NHK語学講座のアプリ、めっちゃいいですよ」
「そうなんですねー。いいですねー」

3「NHK語学講座のアプリ、めっちゃいいですよ」
「え、ていうか、今から語学とかはじめて何か意味あるの?ちょっとアプリで勉強しただけで語学なんて習得できないでしょ」

1も2も3もツラい。

こっちのほうがあなたより有益な情報を持ってますよとマウントを取りにくる1。

まったく興味ないから返しに一欠片の好奇心も感情もこもっていない2。

自分の価値観を押し付けることによってこちらの楽しみを全否定する3。

たぶんもっとたくさん残念なパターンはあると思いますが、いま少しばかり考えて私が「イヤだな」と感じたのが上記3パターン。この3パターンには実によく遭遇します。パターン2に関しては興味のない人に無理やり話しかけてるわけですから実は私のほうがパターン1化しているといえるかもしれません。これは注意が必要です。

しかしパターン1とパターン3に関しては本当にツラい。どちらのパターンも特定の人の顔が思い浮かんでしまいます。毎度毎度「ああ、どうして私はこの人にこんなことを伝えてしまったんだろうか」と自分を責めてしまいます。

 NHK語学講座のアプリに関しては実際にパターン1から3までに遭遇してしまったことはありませんが、他の話題であっても価値観の押し付け、マウントなどはよくあるんです。本当によくある。そういうのにいつもいつも辟易としているから余計に、冒頭の仕事で関わりのある方がさっそく英語のテキストを買ってくれたのが嬉しかったんですよね。

 しかし、そう考えると今日の出来事がめちゃくちゃ嬉しかったのって、いつもの価値観の押し付け、あるいはマウントに苦しんでいるからなのでしょうか。あれが無ければ英語のテキストを買ってくれただけでは今日みたいにめちゃくちゃ嬉しくはならないのでしょうか。それならパターン1にも3にも感謝しないといけませんね。同時に知らずうちに私自身がパターン1や3になってしまうことにも気をつけないと!

#令和4年4月2日  #コラム #エッセイ #日記
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