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プロ野球ライター風文章

 プロ野球関連の記事を読んでいると「おまえら、それ、本気で言うとんのけ?」という内容のものも多い。なかには専門家みたいな書き振りで的外れなことを書いている記事もある。あんな記事を書いてどこかしらから金を貰っとるんかと思うと、なかなか美味しい仕事やないかと思わざるを得ない。そこで、あの人たちのマネをしてプロ野球の記事を書いてみたい。ひょっとしたらオレのこの記事を読んで、こいつのほうが面白いからこいつに任せてみようということになるかもしれない。



 セ・リーグはヤクルトが3連覇するか否か、無論、他の5球団は打倒ヤクルトの対策を練っているだろう。ここは3連覇を達成するために思い切った改革が必要になるのではないか。
 そこで私が提案したいのが村上のトレードである。村上一人を放出すれば、レギュラークラスを4人くらいは軽く獲得できる。ヤクルトで問題となるのはマクガフ退団に伴う抑え不在。そこで巨人の大勢の獲得に動いてみてはどうだろう。さらに巨人としてはスキャンダルがあり、何かと扱いにくい坂本と持て余しているキャッチャーの小林、若手で今後期待できる秋広もセットでトレードすればお互いがwin-winとなるのではないか。ヤクルトの遊撃は長岡がいるが、坂本の経験値は長岡にとってもチームにとってもかけがえのない財産となるだろう。坂本には三塁を守らせ、二塁の山田と一番二番コンビにすれば他球団にとって村上一人よりも脅威となるにちがいない。

 昨シーズン2位のDeNAは投手力が安定してきたので課題となるのは打力である。まず、筒香、そして巨人で育成契約となった梶谷を呼び戻すことはさほど問題にはなるまい。また、広島が扱いに困っている中村奨成は捕手も外野もこなせるし、打力にも期待できる。環境が変わり戦う目を取り戻した京田がリードオフマンとなり、かき回すことができれば実に面白い存在になるだろう。

 打力に課題があるのは阪神も同じだ。佐藤輝は岡田の采配では輝くのは名前だけになりそうなので、どこかから核となる選手を獲ってこなければならない。そこでオススメするのが巨人に移籍した村上をさらにトレードで獲得するというウルトラCである。充実した投手陣のなかから西勇、秋山の先発2本を放出し、岡田監督に冷遇されるにちがいない糸原をつけて、もう一人くらい名前も知らん若手をセットにすれば十分ではないか。大山、村上、佐藤輝の重量打線があれば悲願の「アレ」が近づくだろう。

 巨人は西勇、秋山、戸郷、菅野で先発4本が計算できるが、問題はヤクルトに大勢を放出したことにより不在になった抑えである。そこで巨人が狙っているのが広島の栗林だという。しかし投手陣に不安を抱える広島が栗林を放出するとは考えにくい。そこで考えられるのが、まず丸と大瀬良のトレードである。手薄な外野の補強をはかりたい広島にとってピークは過ぎたとはいえ、もともとカープ出身で人気の高い丸は喉から手が出るほど欲しい人材。巨人にとっても先発では計算できない大瀬良だが、1回限定の抑えであればまだまだ力を発揮するのではなかろうか。丸と大瀬良で釣り合いが取れないならば年々成績が下降している野村祐輔と近年出番皆無の岡田、あるいは薮田をつけてもいいだろう。

 広島は新井監督と一緒に何人かが護摩行に同行すれば、基本的にそれだけでクライマックス進出は間違いないだろう。

 中日ドラゴンズは涌井が20勝近くあげるのは間違いないが、やはり京田放出が吉と出るか凶と出るか。三浦番長のもとで水を得た魚のようにぴちぴちするのは間違いないが、日本一を目指すならば、阪神が獲得した村上をなんとしてでも獲得すべきだろう。西勇と秋山を放出した阪神は先発が不足している。大野雄と柳をセットで放出して、高橋周平をつければ村上一人獲得することくらいできるだろう。獲得した村上はヤクルトが狙っているという情報もあるので、中日はいかにそれを防ぐかが来シーズンに向けた最大の課題となりそうだ。

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