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エッセイ『秋と春を次世代に受け継ぐために』

令和4年9月22日

 暑さ寒さも彼岸まで。すっかり肌寒くなってきました。人肌恋しい季節です。十年くらい前までは、ここからしばらく、12月の頭くらいまでは「秋」という感じでしたが、今は夏に別れを告げたと思ったら、もう冬がこんにちはしてくる。秋の期間が年々短くなってる気がします。春も短くなりました。日本に四季があるというのはもはや幻想かもしれない。

 昔は3月4月5月が「春」6月7月8月が「夏」9月10月11月が「秋」12月1月2月が「冬」って感じでしたが、いまはもう春は4月だけ、秋は10月だけであとは夏か冬って言ってしまってもいいようになってきました。これではバランスが悪くて「四季」なんて言えなくなっていくでしょう。

 あと40年もすれば、僕は死にかけもしくは死んでるかもしれませんが、くたばりぞこないのジジイどもが「わしらの子供の頃は四季というのがあって、春と秋は暑過ぎず寒過ぎずちょうどええ塩梅やったんや」「ウソや!そんなどっちつかずなん、おかしいわ。暑い夏か寒い冬か、はっきりしてないとなんや気持ち悪いわ」などという会話が展開するやもしれません。

 過ごしやすい秋と春を次世代に受け継ぐために僕たちにはできることがあると思う。できることをやっていかなあきませんな。

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