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映画鑑賞の記録 『名探偵コナン 黒鉄の魚影』

劇場版名探偵コナンを観るのなんて、たぶん『時計じかけの摩天楼』以来です。黒ずくめの組織もジンとウォッカしか知らないし、ギリギリ灰原さんが何者か、くらいは知ってるんですけど、その程度の予備知識で楽しめるものなのか、不安もありながら観たんですけど、そんな不安は杞憂でしかありませんでしたね。面白かったなー。

世界中の警察が管理する防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」が八丈島近くの海に完成します。そんなタイミングでコナンくんが八丈島に旅行するという、相変わらず「もってる」コナン。いや、むしろこれは「もってない」と言うべきか。いかんせん、どこへ行っても事件に巻き込まれすぎる。一度でいいから事件に全く巻き込まれないコナンくんが観てみたい。

今回も案の定、八丈島へ行ったら旧知の刑事(名前忘れた)が現地にいて、「どういうことだ」とコナンの嗅覚が騒ぐ。旅先で知ってる人に会ったらもうちょっと驚くやろ。

少年探偵団や蘭たちとはぐれて勝手にパシフィック・ブイに向かうコナンは刑事と合流。彼らと一緒にパシフィック・ブイの中に入るわけですが、いくら子供でもセキュリティどないなっとんねん、という、そういう野暮なことは言わないのがコナン鑑賞スタイル。

パシフィック・ブイに入ったところ、これまた案の定、事件が発生。今回はエンジニアが誘拐されてしまう。この誘拐されたエンジニアが開発した技術というのが、なんや、ディテール忘れたけど、とにかく、最先端の顔認証システムで、例えば僕の顔を認証したら、世界各国の防犯カメラに映ってる僕を見つけてしまう。しかも、このシステムのえぐいところは、僕の子供時代の顔も完璧に記憶してしまうところで、こんなやばいもん作ったら悪用されるに決まってるやろ!と思ったら案の定、黒ずくめの組織にこの技術が狙われた、というわけ。

これだけ案の定が連鎖するのに驚きも連鎖する、実に稀有な作品です。

しかし、あの顔認証システム、ひょっとするともうすでに中国あたりでは開発されてそうな気もする。デジタル後進国日本に暮らしていると、どんどん時代に取り残されていくかもしれない。というか、私個人がデジタル化から取り残されているだけに、余計に先進的犯罪に驚いた、というのはあるかもしれません。

隣の中学生女子三人組が、あのどでかいポップコーンを一人一つ食うとったのにも驚きました。

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