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3年前に1人目の客になれたりなれなかったりした話

趣味はオープンしたお店の
一人目の客になることです。

10月25日は
どういうわけか、
オープンラッシュです。
セブンイレブン麩屋町松原店で
幸先よく一人目の客になった私は
いったん自宅へ帰り、
次男を保育園へ送り届けたあと
一路、烏丸丸太町へ。

竹屋町通を西へ入ったところに
昭和レトロな洋菓子店、
欧風堂が約一年ぶりに
リニューアルオープンする、
ということを妻から聞いていたので
行ってみました。

外は本降りの雨。

普段は鬱陶しいだけの雨ですが、
今日に限っていえば、
オープン前に並ぶ客を
減らしてくれる恵みの雨。

10時オープンで
9時20分前には
地下鉄丸太町駅に到着して、
急ぎ足でお店へと
向かったのですが。

いったん閉まる前も
人気店だったらしく、
この日を
心待ちにしていたのでしょうね。
既にお姉さんとお兄さんが
順番待ちをしておりました。

まったくの他人の後ろ姿を
こんな風にセンチメンタルに
眺めることができるのも、
こうして一人目の客に
なれなかったからなんだね。

一人目の客は
私より思い入れの強い御婦人よ、
あなたに譲ることにしよう。
三人目に甘んじる私ではない。

地下鉄へ戻り、四条へ向かい、
次に私は阪急で
河原町へ向かいました。
先日 京都高島屋の地下に
オープンした「いしい」の
一人目の客になったときに、
地下をチェックしていたら、
10月25日オープンと
書いているお店を見つけたのです。

欧風堂に行かないといけないから
こっちには行けないな、と
思っていたのですが、
欧風堂を諦めたいま、
まだ行けるんじゃないか?と
急いだわけです。

9時45分、
京都高島屋 地下入口に到着。
左側に、
びっくりするくらいの行列が
できていて、
ああ、これはまた
「神宗」の塩昆布だな、と
思っていたら、
今度は「宝塚パンネル」の
寿食パンでした。

こないだ小太りのおばあちゃんが
求めていたのは
このパンだったのか。
毎月第四木曜日と金曜日の二日のみ
販売しているそうなので、
あのおばあちゃん、
完全に間違えてたんやね。

右側には先日と同じく
「神宗」の行列。

左と右をパンと昆布に陣取られ、
私はど真ん中に
たった一人で
並ぶことになりました。

10時オープン。

やっぱり各店の店員さんが
私が通りすぎる横で、
キリッとした挨拶を
してくださるのは
本当に気持ちいい。

早足で目当てのお店へ向かい、
すぐに食べないといけない
お惣菜ではなく、
賞味期限が長いパックの
ロールキャベツを購入しました。

新しくオープンして、
いざ!というときに
明らかにこのお店を目指して
早足でやってきたおっさんが
たいしてお店が推していない
ロールキャベツだけ、
買って帰るのを
スタッフの方はどんな思いで
接客していたのでしょうか。

10月25日午前10時、
京都高島屋地下にオープンした
「日本のさらだ いとはん」の
1人目の客は私です。

疲れて何も書く気が起こらないので3年前に書いたやつをそのまま使いました。

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