二三味ゆきね(にざみゆきね)

妖怪とファンタジーが好きな人。ファンタジー小説を中心に書いてます。時々イラストやハンド…

二三味ゆきね(にざみゆきね)

妖怪とファンタジーが好きな人。ファンタジー小説を中心に書いてます。時々イラストやハンドメイドも。よろしくお願いします。

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はじめまして、二三味ゆきね(にざみゆきね)です。

自己紹介はじめまして。二三味ゆきね(にざみゆきね)と申します。 小説をメインに、イラストや、ハンドメイドもしています。 小説は、ファンタジー要素が絡んだ 少年少女が活躍するお話を書くのが得意です。 イラストは、オリジナルキャラクターを中心に描いています。 猫又の「猫麻呂」や、メンダコのやわらかメンダコちゃんは、当オリジナルキャラクターです。 ハンドメイドは、オリジナルキャラクターイメージのアクセサリーを中心に作っています。 時々、季節のアクセサリーも作っていたりもします

    • 逢魔時に見た夢

      子供の頃、風邪を引いた日の夕方に見た夢を、私は時々思い出す。 「おや、お嬢さん。夕暮れ時に……逢魔時に『こんなところ』にいては危険ですぞ。ワタクシについてきてください。 ほら、手を握って……ああ、ここから先はお静かに。声を出してはいけませんぞ。 生憎、ここは『人の魂』を好む妖のナワバリに近いですから」 目が覚めた時、熱はもう下がっていて、体のだるさも無くなっていた。 ただの夢なんだろうけど、あの優しい猫又さんに、また会えるといいな。

      • 暖かくなってくると「ボクらの太陽」について、語りたくなってくる

         毎年気温が高くなってくると、とあるレトロゲームのことを思い出す。  それは、ゲームボーイアドバンス(GBA)のソフトとして、2003年の7月に発売された、太陽アクションRPGゲーム「ボクらの太陽」だ。  当時珍しかった、太陽光を使った画期的なシステムを導入したゲームだ(もちろん今でもそのようなゲームは珍しい、というかほぼ存在しないと思う)。  太陽の光を、主人公の武器(太陽銃)のエネルギーとして使用したり、ダンジョンのギミックに作用したり、主人公の武器を作るときにも使ったり

        • オリキャラの猫麻呂イメージの香水をオーダーした話

          先日。当オリジナルキャラクター、人魚のリリーのイメージ香水を、Scentlyでオーダーしました。 そして今回は、当看板キャラクターの猫又の「猫麻呂」イメージ香水をオーダーした感想を書いていきます。 ちなみに、猫麻呂はこんなキャラクターです。  まず、届いた物がこちら。  おお、もうすでにドキドキしてます。  まずは、自宅にある猫麻呂のクッションに吹きかけて、香りを嗅いでみます。 (クンクン……)  え、うそ……。猫麻呂ってフィクションの存在じゃなかったの!? と

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        はじめまして、二三味ゆきね(にざみゆきね)です。

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        • 十二支とボクら
          14本
        • 海と共に
          2本

        記事

          猫と雨と歌歌い

          こちら(https://shindanmaker.com/1172780)で出たお題「雨」「猫」「マイク」の単語を使ってお話を書いてみました。  猫であるボクの小さな身体が冷えてしまうくらいの、雨が降っていた。  冷たい身体を温めてくれるお日様は、雲に隠れてまだ見えない。  ボクは足先の水滴を拭おうと、ペロペロと前足をなめた。でも、それは単なる気休めに過ぎない。 ああ、寒いなあ。それに、お腹が空いてきた。近くの「魚屋」ってやつから、少し食べものを拝借してこようか。  そう思

          オタクはかく語りき

          アニオタの咲喜(さき)、ドルオタの佳奈(かな)、アニオタとドルオタの真由美(まゆみ)の日常のお話。 「ひゃー! ケイくんの新衣装、今回も神!」 「うっわ、ざっさんの顔今日も麗しい……スマホ越しに拝んどこ」 「は?」 「え?」  とある高校の昼休み。弁当には手を付けずスマホを取り出した咲喜と佳奈は、それぞれの推しを愛でていた。 が、お互いの発言にカチンときたようで、スマホを脇に置く。ぎりっと二人はにらみ合った。  咲喜は人差し指を立てて、振りながら語り出す。 「あのさー佳奈、

          恋はさくら色

          「恋って、さくら色をしていると思わない?」  ソファーに寝転がってスマホをいじる私に君がそう言うから、思わず笑ってしまった。 急に何の話? と言いながら起き上がると、君は 「いや、恋ってさ。さくらみたいにキレイに咲いて、それが叶わなかったときは美しく散っていくっていう感じがしない? ボクはそう思うんだけど」  私はなんだか詩的だねって言って、また笑った。 普段口数が少ない君が、いきなりそんなことを言うもんだから何だかこそばゆくなる。意外とロマンチストだなって。  そんなこと

          バレンタイン前日

          「夕焼け、キレイだね」 「うん」  長い栗色の髪を風になびかせて、彼女は笑う。夕焼けの暖色の光に照らされた彼女の顔は、こちらが思わず微笑んでしまうほどに愛らしい。  彼女を照らす太陽は、ビルの間へとゆっくりと沈んでいく。新しい夜を告げるために。 「ね、涼香ちゃん」 「なあに?」 「今度のバレンタインは、涼香ちゃんが欲しいな」 「ふーん?」  彼女は口の端を上げて余裕の笑みを浮かべる。かわいい。 「それは、どういう意味?」 「そのままの意味だよ」  涼香ちゃんは長い髪を耳にかけ

          『薬屋のひとりごと』を読む手が止まらない

          以前、SNSの漫画広告でよく見かけた『薬屋のひとりごと』。 今ではアニメ化もしていますね。 うっとりとした表情でスープをゆっくりと嚥下した 主人公、猫猫(まおまお)の 「これ、毒です」 という発言に衝撃を受けたのを、今でも覚えています。 私はすぐさまグーグル検索して、原作小説があることを知ります。 まずは1巻を読んでみようと思い、ポチッ。 届いてページを開いたときから、「もうこれは沼だな」と確信しました。私は今、8巻の最初の方まで読み進めることができています。 一番好きな巻

          『薬屋のひとりごと』を読む手が止まらない

          2024年、辰年!

          あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今年の目標は「無理しない程度に頑張る」です。 小説の執筆も、イラストを描くのも、ハンドメイドも、家の用事も、 自分の今の体調を第一に考えて、やっていきたいな、と思っています。 二つも疾患を抱えてまして、本当に無理がきかないので……。 今頑張れることを頑張ろう! という気持ちで日々を過ごそうと思います。 以上、簡単にはなりましたが、新年一本目のnoteでした。 ここまでお読みいただきありがとうございます。

          2023年の総括!

           2023年の卯年も、残り少しとなりましたね。  今年の総括をしたいと思い、キーボードを叩いております。 それでは、順番に書いていきますね。 ・文学フリマ大阪11に出たこと  今年は自分自身にとって、飛躍の年だったと思います。  いつも臆病で心配性で、めったにリアルの場に顔を出さないのですが……。 今年は思い切って、文学フリマ大阪に出店しました。これは思い切った一歩でした。 文学フリマをはじめ、リアルの即売会に行くのは初だったのに、出展までしたのは我ながら驚きです(勢いっ

          Scentlyで、オリキャライメージの香水を作ってもらいました

          実は先日、自作小説に登場するオリキャラの人魚のリリーイメージの香水を、Scentlyさんでお願いしていました。 ※人魚のリリーって誰? と思った方は、ぜひこちらをどうぞ。 今回は実際に届いたものや、イメージ香水の香りを嗅いでみて感じたことを、書いていきます。 注文して約一ヶ月、届いたものがこちら。 白い箱に、シルバーのリボンがかかった上質なイメージの外観です。 この箱を開けると 左が香水瓶本体、右が香りの説明やメッセージが記載されているシートです。 香水ビンはプッ

          Scentlyで、オリキャライメージの香水を作ってもらいました

          X(旧Twitter)でつぶやけなくなったので、しばらくミスキーデザイン、もしくはノベルスキーにいます。もうXからは完全に離れるかも。

          X(旧Twitter)でつぶやけなくなったので、しばらくミスキーデザイン、もしくはノベルスキーにいます。もうXからは完全に離れるかも。

          そろそろ今年の総括のnote、書きますか。

          そろそろ今年の総括のnote、書きますか。

          「好き」を語るのに理由はいらない

           タイトルの通り、自分の好きなものを一つでも持っているなら語るべきだ。 リアルの知り合いに語れないなら、今はネットがあるので好きな媒体――SNSでも、noteでも、ブログでも良い。自分に合った場所で、思い切り好きなことを叫べば良いと思う。 「私はとにかく寝ることが好き!」 と思うなら、睡眠へのこだわりを気が済むまで話せば(フリックやキーボードを叩く行為も◎!)良いと思う。  何も好きなものがない、こだわりもない――みたいな人生は、きっとつまらないと考えている。  たまに「

          「好き」を語るのに理由はいらない

          あの頃頑張って描いたネーム

          以前、とある賞に応募しようとして描いたネームがあります。 自作小説の『虹姫という名の魔法使いとボク』を、かつてネームに描き起こしていました。 残念ながら賞に応募するのは断念しましたが、今から思えば描いて良かったと思っています(コマ割りとかいろいろド素人丸出しですが……)。 漫画原作者を目指していた時期もあったので、いい勉強になりました。 と、いう話。

          あの頃頑張って描いたネーム