「猫麻呂からお手紙が来たようだ」
さて、8月1日でございます。
紛う事なき夏、それも連日うんざいするほどの最高気温をたたき出す酷暑ですなあ。
ワタクシが生まれた頃よりずうっと暑くて、妖の分際ながら身体に堪えるものです。
雨が降らない日が続いた日は特に、「救急車」とやらの音が何度も聞こえていたほどでございます。
さて、佐野家のエアコンとお友達になったのかと思うほど世話になっている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうかな?
夏休みに入った学生さん、子供が連日家にいて献立に四苦八苦されている親御さん、夏のイベントに出す本の内容に頭を抱えている方。それはもう様々でしょう。
ワタクシはここから一歩も出ず……いや、夜は流石にお暇しましょうか、コホン。
とにかく、暑さでお身体に触らぬようにお気を付けくださいませ。
時折、ヒトではないものが夢枕に立つこともありましょうな。
いやなに、怖がらせるつもりはありません。
ただ……逢魔が時から丑の刻までは、くれぐれもお気をつけを。
夜道には気をつけなされ。
ワタクシだけの力ではお守りすることも出来ませんのでね。
ほうら、あなた様のその後ろとか。
……なんて、手垢の付いた怪談話にしかなりませんね。