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ヘルニアは治せる!!

こんにちは。理学療法士のこうやうです。

今回は

椎間板ヘルニア

について話していきます。

この疾患は一般の人でも知っている有名なものだと思います。

そして多くのかたは治らないと思っているのではないでしょうか。

しかし安心してください。

この記事をみれば誰でも治せるようになります。

断言できます。

ではどのように治すのか。

私なりに書かせていただきますので

よろしくお願いいたします。

それでは始めます。




椎間板ヘルニアとは

椎間板性腰痛を繰り返し、

変性が進んだ結果、損傷した線維輪の損傷部位を通って

髄核が後方に移動し

脊柱管内に至ると、神経根の炎症を起こし

腰痛や下肢痛を生じるようになる。

これを腰椎椎間板ヘルニアといいます。

ヘルニアの特徴として

L4/L5・L5/S1・・・
坐骨神経の刺激による下肢後面痛、足部の筋力低下、
知覚障害、SLRテスト陽性

L3/L4・・・
大腿神経の刺激による大腿前面から膝の疼痛、大腿部の筋力低下・知覚障害

というような形に分類されます。

このような話は本職のかたしかわからないと思いますので

飛ばしてOKです。



治療法

ではどのように治していくのか

紹介していきますね。


やるべきことは一つだけです。

これはありがたいですね。



それは・・・・





休養です。




多くの方が勘違いしていますが

ヘルニアは勝手に治ることで有名です。

手術適応になることは少ないぐらいです。


では何を言いたいのか。

それは

ヘルニアを治すことを売りにしている治療家は
ただの勘違い野郎ということです。

ヘルニアは治せる!!

と豪語している治療家がいますが

ヘルニアは「治せる」のではなく

勝手に治ります。


ではまずヘルニアが治る過程を説明していきます。

ヘルニアの過程

上図の通りです。

多くのヘルニアは右側のようなルートをたどり

治癒していきます。

左側のように再発を防ぐには

椎間板内圧がかからないような動作を指導すれば

問題ありません。

このようにヘルニアは普通に治ってしまうものなのです。

これを自らの手柄のように豪語する方もいらっしゃいますが

それはただの勘違いです。

徒手で器質的変化は起こせません。

徒手運動療法の限界を知るべきです。


手術適応の判断

しかしヘルニアにも手術適応の場合があります。

それは神経の可動性を著しく失っている場合です。

例えば画像初見で

大きなヘルニアがあり、神経根がヘルニアと背側の椎弓に挟まれている場合

また神経根が背側の椎間関節・黄色靭帯とヘルニア間に挟まれている場合

神経根の逃げる場所がないため

動きによって刺激が加わり神経症状の再発に繋がり

下肢痛を繰り返すことになるため

手術の適応となります。

構造的問題は理学療法では対応できません。

このような障害を呈する場合は

腰椎の斜め後ろへの伸展挙動によって神経根の刺激が高まるため

Kempテストが陽性になります。

Kempテスト陽性の有無で手術適応かどうかを

判断できると考えます。


まとめ

・ヘルニアは大体勝手に治る
・「ヘルニアを治せる!!」とか言っている奴は詐欺師
・Kempテストで手術適応の判断ができる。


今回はこれで以上です。

ビジネス的に過大なうたい文句が有効なのは

わかりますが

このような情報にだまされないように

リテラシーを高めていきましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。




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