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あらゆる治療法はあまりに素晴らしい

こんにちは。理学療法士のこうやうです。

今回は独り言です。

何かの手技についての議論というのは

たくさんあると思います。

例えば筋膜リリースというと

本当に筋膜が動いてるのかとか

入谷式足底板の皮膚誘導を行なって

そんなので本当に変化するのかなど

科学的根拠が薄いことにより

批判されることが沢山あります。

しかし私が思うに

治療効果が起こる根拠はどうでもよくて

結果論

患者が治っているという事実がある時点で

その治療法の価値は十分に確立されていると思うのです。

そもそも論、効かない治療法は

淘汰される運命にあり

治る人がいるからこそ

こうしてさまざまな治療法は残っているのです。

これはエビデンスというような科学的根拠ではありません。

しかし事実なのです。

科学的根拠は常に変わり続けますが

事実が変わることはありません。

ですから

理論やメカニズムに矛盾した点があっても

手技に走ってもいいのではないのでしょうか。

たとえ、100分の1の確率でしか治療できない

手技ですら、

100分の1の確率でいる

その手技で絶大な効果が出る患者さんにとっては

最高の治療となるのです。

批判的吟味は重要ではありますが

エビデンスに固執するのは非常にもったいないと

私は思います。

たとえ、怪しい手技をやってても

患者さんを治せれば

セラピストの勝ちなのです。


治療法ではなく、どこを治療するのかという

評価は何倍も重要です。

しかし痛みの概念が変わり始めている今

さまざまな手段を用いて治療することは

そんなに悪いことではないのではないでしょうか。

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