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DailyINPUT|ゼロからつくるビジネスモデル

高橋広野です.本日はこちら.

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自分の「ビジネスモデル」をつくらなくてはならない.従来の建築設計事務所の域を越えて,不動産×建築,テクノロジー×建築…そんな垣根も越えて,自分のやりたいことを,実現したいことを主軸に(,建築はあくまでひとつの手段として)自分の「ビジネスモデル」を組み立てたい.

1.ビジネスモデルの基本

「型破りは良くても、形無しでは話にならない」

1−1.チャンスを見逃すな

・日本教育 → アイデア不足 → 企業難
・発見 or 創造、発見 → 創造
・アイデア発想は技術

1−2.エジソンは何をした人?

・電球の発明はスワン(イギリス,物理学者,1878年特許取得)

・エジソンの偉業(1)
電灯を取り巻くトータルな仕組みの整備と事業化(白熱電球,ソケット,スイッチ,ヒューズ,メーター,定電流発電機…)

「いくら素晴らしい発明でも、勝手に広まってくれるとは限らない。そいつが動けるような環境をつくってやることが肝心だ」

・エジソンの偉業(2)
メディアを活用した資金調達(新しいビジネスモデルのつくり方の提示)

・イノベーション(製品,プロセス,ビジネスモデル)
1.新しい製品・サービスの開発
2.新しい生産方法の開発
3.新しい市場の開拓
4.原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得
5.新しい組織の実現

・付加価値創造=アウトプット/インプット

1−3.ビジネスモデルを学ぶ意義

・ミッション → 目標・ビジョン → 会社戦略 → 事業戦略 ↔ ビジネスモデル

・事例:スノーピーク
・目指すべき方向の明文化(The Snow Peak Way) → 一貫性の創出
・イベント → コミュニティ形成 → ファンづくり
・徹底した差別化(世の中にない製品づくり,1張17万のテント)
・販売網の構築(問屋不介入,1商圏1店舗,全製品販売,販売のプロ)

1−4.フレームワークとうまく付き合う

・要素に注目するアプローチ
・事業コンセプト(顧客は誰か,提案する価値はなにか,その方法はどのようなものか)
・ビジネスモデルの4つの箱
1.顧客価値提案
2.利益方程式(収益モデル,コスト構造,目標利益率,資源の回転率)
3.業務プロセス
4.経営資源
・ビジネスモデル・キャンバス(顧客セグメント,顧客との関係,チャンネル,価値の提案,主な活動,主な資源,パートナー,収益の流れ,コスト構造)

・関係に注目するアプローチ
・価値交換図
・ピクト図解

1−5.ビジネスモデルの創造サイクル

・仮説検証(分析・発想・試作・検証)のサイクル
・具体↔抽象
・論理↔思考
・SEDA(分析:science,発想:art,試作:design,検証:engineering)

 → 建築家の職能

2.分析から発想への「飛躍」

2−6.良い模倣と悪い模倣

・はじめに模倣ありき

・NGうわべだけの模倣

2−7.反面教師からの良い学び

・反面教師

2−8.ビジネスの「当たり前」を疑う

・ブラケティング → ()でくくる → 先入観にとらわれない

・観察のポイント
1.ありのままを受け止める
2.すぐに判断しない
3.全てに疑問を持つ
4.好奇心旺盛でいる
5.パターンを見つける

2−9.未来を予測して発想する

3.発想をカタチにして検証

3−10.肝心なものは描かない

・分析 → 発想 → 試作 → 検証

3−11.美しい「経験価値」のストーリーをつくる

・事例:zibaのデザイン手順
1.ブランドキャラクターの設定
2.ブランドアイデンティティーの探求
3.経験をデザインする

3−12.パートナーと「共創する」

・アイデアをかたちにする

・KUMONとBRAC

・単独では創れないものを共創する

3−13.技術と市場の「運命の出会い」


4.ビジネスモデルの発展的学習 

ビジネスモデルをつくる→時計づくり


4−14.好循環をつくる


4−15.創造性の神話を超えて

・事例:JINS MEMEとThink Lab → 神話の逆を行く

1.創造的なアイデアは偶然の「ひらめき」によってもたらされる.
2.創造的な仕事や画期的なアイデアは,孤高のクリエイターによって1人で生み出される.
3.創造的な解決策を見つけるためには高度に専門知識がある人に頼るべき.
4.創造性が育ち,発達していくには,完全な自由が必要であり,何かの縛りがあるとクリエイティブな可能性が潰されてしまう.
5.最高のアイデアを生み出しさえすれば,世界は喜んでそれを受け入れる.

4−16.事業創造はサイエンスかアートか

・発想法の9分類(転用,応用,変更,拡大,縮小,代用,置換,逆転,統合)

4−17.ビジネスモデルを学術的に読み解く

・どれだけ広く含めるか(マクロ)
・どれだけ細かく要素分解するか(ミクロ)

付録1.ビジネスモデルの「型」:パターン化の事例集

付録2.発想法のワークショップ

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