里山へ至る道 そして心は病んでいった
三人姉妹
前回、私は疳の虫の酷い子供だったと書いたが、それは幼児のときのことだけではなく、小学校の4、5年生くらいまで、癇癪を起すと泣きわめくことをしていたような気がする。外ではとても良い子を演じていたけれども。
そんな自分はダメな人間なんだ。なんとかしなければならないと思ったのもこのころかと思う。
3歳上の姉は、小学生のころは勉強ができて、一生懸命勉強をしていた。だから自分もがんばらなくてはいけないと思った。ダメな人間である自分は一生懸命がんばって、周りに認めてもらわなけ