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【NHK連続テレビ小説・感想】朝ドラ『おかえりモネ最終話』第24週(116回~120回)の最新話あらすじ、内容

この記事は5分で読めます📚 2021/10/29更新しました。

前回の「おかえりモネ」23週目の記事の続きで遂に最終回です。

先週は耕治、新次が家族へ思いを打ち明けそれぞれのわだかまりに決着をつけることができました。今週はすべてのことに決着をつけると良いですね。題名を見るとモネと菅波先生は離れてしまうのかも?とも思いますが、、

10月6日に発売されたメモリアルブックです。Amazon.co.jpレビューは満点で☆☆☆☆☆なんですね。内容が気になるかたは是非。

1.(再記)おかえりモネについて

『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日から放送中の日本のテレビドラマ。安達奈緒子作。
第24週「あなたが思う未来へ」あらすじ
菅波(坂口健太郎)がついに気仙沼へやってきた。たまたまその場にいあわせた亮(永瀬 廉)は、菅波にある問いを投げかける。そして、いよいよ百音(清原果耶)は菅波を家族に引き合わせようとするが、耕治(内野聖陽)はなぜか出かけてしまっていた。そんな中、未知(蒔田彩珠)も亮と気持ちを確かめ合い、前へ進もうとしていたが、東京の大学に行くかどうか、心を決められずにいた。百音は、未知の思う通りに進んでほしいと願い、その背中を押そうとするが…。引用:https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_24.html

2.第116回内容・感想

■未来は不確定。恐怖に立ち向かうには目の前の人を最大限大事にする。
⇒菅波先生の言葉に亮は心を打たれていました。大事な人を失うのは怖いという想いは同じでも、菅波先生は”相手と一緒にいたい”という自分自身の想いを尊重しているように感じました。亮にもこの考え方が伝わったからこそ、自分自身と相手をどっちも尊重できる決断につながった気がします。

■未知のことを理解できるのは俺(亮)だけだ
⇒喫茶店で亮から思いを伝えてくれました。嵐の中で揺れる船の上で、「みーちゃんに会いたい」と思ったと言われたらやはり嬉しいですよね。特に未知は亮からの真意をずっと気にしていたので、なおさら言葉が響いたと思います。物語の最後の最後に、二人が一緒の幸せに向けて歩みだせてよかったです。

3.第117回内容・感想

■それそれが持てる力を発揮すれば全体が良くなる。
モネと菅波先生はお互いに違う専門を進めていっても、いつかは連携できると良いと考えていましたね。まさに龍巳が言っていた「関係ないものが何かの役に立ってることがある」に繋がる物語のメッセージだと理解しました。耕治はすでにモネの科学的な観点で、足りない漁師の知見を補っていくつもりで、各自の専門で互いを支えあうことに理解を示しており、新しい永浦水産に臨みそうです。

■未知と亮の思いが通じたことに涙を流すモネ
⇒未知から入った連絡にモネが涙を流したのは嬉しさとモネは言います。ここには祝福だけでなく、ずっと気にかけていた二人が幸せになったことで、心の奥に詰まっていたことがスッ下りたことの安心感も含まれているように感じました。

4.第118回の内容・感想

■未知が抱えていたこと。震災の時に何があったのか。
⇒未知を島に縛り付けるトラウマ、それは迫る波を前にして動かない祖母をおいて逃げ出したこと。つまり懺悔として島に残るのだと感じました。まだ13,14歳だった子にはつらい体験だったと思います。明言されていませんがおそらく当時の祖母は認知症に近い状態でぼんやりとしている様子でした。誰もこのことで未知を攻めることはできませんし、実際に同じ体験をした方はいっらしゃると思います。10年たっても縛り付けるものにならないよう周囲の支えがあることを願うばかりです。

5.第119回の内容・感想

■モネが目指すはサヤカさん。どんな相手でも受け入れ「行ってらっしゃい」「おかえり」を言える人
⇒サヤカさんが島を訪れ、永浦家で龍巳やモネらと話す中で「おかえりモネ」の意味がダブルミーニングになっていると思いが込められてることが伝わりました。「おかえり」はモネが島に戻ったときに迎えられる言葉、そして今度は仲間が島を離れたときにいつでもモネが迎える言葉だったんですね。森林組合に残ることはなかったですが、まさにサヤカのいうように「サヤカが未知の中で生きている」ことを体現していくのかもしれません。

■未知が自分を責めるとき、モネは「悪くない」と支え続ける。
⇒未知が抱えていたトラウマを最終週に出したことも驚きでしたがモネが「未知は悪くないよ」とこれからも言い続るということで解決になって驚きです。物語の中でも大事な話かと思いますので、もう少し手厚くこの話のフォローをしたほうがモネ・未知姉妹の救いに納得感が持てたように感じます。

※モネの仕事については後半、ほぼ関係なかったですね。

6.第120回最終話の内容・感想

■幼なじみと一緒に、楽器の箱を開ける。
⇒このシーンは良かったですね。箱の中には、震災が起きなければ3/12に開催されていた演奏会のパンフレット。震災以来、罪悪感から開くことができなかったのですが今は開くことができます。それは自分自身で地元へ何かすると思いを固めたから、未知や亮も進むことができたから。みんなからの「おかえり」に自然と涙が流れていましたね。

この記事の中で、あの日言えなかったおかえりを言うことで止まっていた時が動き出したという表現をしており、とても好きです。
本当の意味で「おかえりモネ」だったのだと納得できました。

■亮の船のお披露目会には行かない耕治
⇒ここは耕治の物事への思いの強さが凝縮されていたように感じます。披露会に行って安堵してしまいたくない。まだ新次と亮に何かしてやれなかったのかという思いを軽く片付けてしまわないよう、これからも向き合い続ける選択でした。全部が全部、丸く納めて終わりにしないよう向き合い続ける人もいるのだと強く感じました。

■コロナを乗り越え抱き合うモネと菅波先生
⇒ラストシーンはキレイな海辺でした。物語中にはコロナという言葉は出てきませんでしたが、視聴者には2022年の夏まで二人が会えなかったことがコロナによるものだと分かります。「もう大丈夫ですか?」「大丈夫だと思います」の言葉には、現実世界でもマスクなしで人と人が触れ合える未来への祈りを込められていたように思います。

おかえりモネの感想記事はこれで終わりです。軽い気持ちではじめましたが、全120話について感想を書き続けてこれたことは達成感があります。

スピンオフがあったらまたおかえりモネ関連の記事を書ければと。また、次回のカムカムエヴリバディは毎日ではなく、毎週くらいに頻度を落とすかと思います。

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