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【ビジネス書感想まとめ・要約】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方。仕事・大学選びの参考になります。

この記事は2分で読めます。📚

今回の記事も自身のアウトプットという目的でのnoteです。

新入時からこれまでで160冊読んできた中から、メモをぱらぱら見返しながら書籍の紹介記事を書いてまいります。最近も読書が増えています。

本日は最近読んだ「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」のレビューです。

「やりたいことってありますか?」って聞かれても答えづらいです。やりたいことが見つからないことは、仕事や大学・学部を選ぶ時もありますよね。

検索でも1年間の「やりたいことリスト100項目」を書き出すためにテンプレートを探したりして悪戦苦闘している方が多そうです。

本書は、「やりたいこととは体系立てて論理的に見つけるもの。」としています。これを読めば、やりたいことリスト 100 項目と無理やり書くよりも最短ルートで”やりたいこと”に近づくかと思いました。

*本書の後半部分は質問フレームなどで実際にやりたいことを色々書き出すフェーズです。記事では省略します。*

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世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 個人的評価:☆☆☆☆★

「何かやりたいけれど、何をやればいいか分からない」そんなエネルギーを持て余してしまっているあなたの人生が変わります。「やりたいこと探し専門プログラム」を開発した著者が教える初めての本。
やりたいことは運命的に出会うものではなく、体系立てて論理的に見つけるもの。やりたいことの見つけ方が3STEPで体系立てて理解できる、自己理解の教科書です。

1.本書での基本的な考えかた

やりたいことに探しには「メソッド」がある。やりたいことであれば全力を尽くし、人生が楽しくなる。そこには”頑張る”ではなく”純粋な好奇心”が原動力となっているため。

自己理解のためのメソッドは3つの重要なファクターで見つける。

好きなこと。自分の情熱がもてる分野
・興味、関心があってもっと知りたいと思える。
・関わるだけで面白い。

得意なこと。自然に人より上手くてきること。
・頑張らなくても無意識にやっている。
・ストレスがないので夢中になりやすい。

大事なこと。人生の価値観で、何のために働くのか?目指す状態。
・人に優しく生きたい。
・穏やかに生きたい。

※「〇〇したい」が本物の価値観であり、「〇〇べき」は社会や親から押し付けられた偽の価値観です。

この中で、
好きなことと、得意なことが重なる分野があなたの「やりたいこと」。

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また、さらに大事なことと重ねたときに全てが揃って初めて「本当にやりたいこと」を見つけられる。

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これを就活で当てはめると、以下のように答えは出せます。
・「なぜこの業界か」 → 好きなこと(=what)
・「どう活躍するのか」 → 得意なこと(=How)
・「どうしてこの会社か」 → 大事なこと(=Why)

ポイントは、「得意なこと」を先に見つけてから「好きなこと」を考えます。理由は、「好きなことがあっても仕事にはできそうにない」と、思考ブレーキが働くため。

2.「得意なこと」と「スキル」の違い

「得意なこと」と「スキル・知識」は似ているようで全く異なる。

 「得意なこと」は生まれつき持っているもので、「スキル・知識」は後で身につけられるものと考える。 また、「得意なこと」は一度学んで使えるようになれば、どんな仕事にでも使える。しかし「スキル・知識」は特定の仕事でしか活用できない。

得意なこと:リスクを考えられる、人の気持ちを大事にできる、1つのことを突き詰められる等
「スキル・知識」:英語が話せる、プログラミングができる、ウェブマーケティングの知識がある等。

3.「やりたいこと」探しの注意

(1)一生続けられることである必要はない。人生100年時代にたった1つの「やりたいこと」に固執するのはもはやリスク

(2)やりたいことは運命では見つけづらい。今自分のなかにある興味を育てたり、目の前の仕事を面白く工夫することで「やりたいこと」は作られる。

(3)人のためである必要はない。無理やり自分を押し殺して「人のために頑張るんだ」というのは自己犠牲である。

(4)「なりたいもの」と「やりたいこと」は異なるケースが多い。「なりたいもの」は職業への憧れイメージに注目してしまう。また、実現のための手段が限定される。

そのため、なりたいもの(=職業)は諦めても良いけれど、やりたいことは諦めずに実現のためのルートを考える。

4.まとめ

自己理解のためのメソッドは3本柱で見つけます。重要なファクターは、

好きなこと。自分の情熱がもてる分野

得意なこと。自然に人より上手くてきること。

大事なこと。自身の価値観

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好きなことと、得意なことが重なる分野があなたの「やりたいこと

さらに大事なことと重ねたときに全てが揃って初めて「本当にやりたいこと」を見つけられる。

以上ですが、いかがでしょうか。

やりたいことと聞かれてただぼんやり悩むよりも、「やりたいこととは?」というゴールを設定して組み立てていく考え方が身に付きます。

いま私はやりたいことに就けていると個人的には思っていますが、このメソッドを当てはめると別の解答が導かれるのかもしれませんね。

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以上



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